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J-GLOBAL ID:201702218714154643   整理番号:17A1389317

医薬品中皮腫細胞の新規BRCA1関連蛋白質-1イソ型は応答BRCA1-介在DNA修復を阻害【Powered by NICT】

A Novel BRCA1-Associated Protein-1 Isoform Affects Response of Mesothelioma Cells to Drugs Impairing BRCA1-Mediated DNA Repair
著者 (7件):
資料名:
巻: 12  号:ページ: 1309-1319  発行年: 2017年 
JST資料番号: W3145A  ISSN: 1556-0864  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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BRCA1関連蛋白質(BAP1)は,転写調節,脱ユビキチン化ヒストン2Aによるクロマチン修飾とDNA修復のような複数の細胞過程に関与する腫瘍抑制因子である。B AP1変異は悪性胸膜中皮腫(MPM)の頻度が高かった。著者らの目的は,機能的B AP1の新たに同定されたイソ型を特性化し,MPMの薬剤感受性に与えるその発現の影響を調べることであった。BAP1イソ型の発現は,MPMと正常中皮細胞株と腫瘍と非腫瘍試料中の定量的ポリメラーゼ連鎖反応で検出した。ヒストンH2Aユビキチン化レベルはコアヒストンの酸性抽出後のウエスタンブロットにより分析した。BAP1イソ型の細胞内局在性を免疫蛍光により検討した。ラパマイシン(mTOR)阻害剤のポリ(ADPリボース)ポリメラーゼ(PARP)および二重ホスホイノシチド3-キナーゼ(PI3K)-哺乳類標的に応答したMPM細胞生存はin vitroアッセイにより分析した。は触媒ドメインの一部を見落とすことをB AP1(BAP1Δ)の新しい選択的スプライスイソ型を同定した。BAP1Δをトランスフェクトした細胞は,完全長B AP1と比較して減少脱ユビキチン化活性を示した。BAP1Δ転写物の発現は腫瘍試料におけるよりも非腫瘍でより豊富であった。BAP1Δの20%以上を発現する各種の中皮腫細胞株であるオラパリブ(PARP1阻害剤)の細胞毒性に敏感であり,オラパリブ処理はGDC0980(二重PI3K-mTOR阻害剤),BRCA1のダウンレギュレーションを誘導すると組合わせた時,この感度は増強された。これらの観察は,BAP1ΔはDNA損傷応答を調節すると薬剤感受性に影響することを示す。BAP1Δの高発現を有する患者はPARP/PI3K mTOR阻害剤に応答するかもしれないかどうかを調べるために関連するかもしれない。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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呼吸器の腫よう  ,  基礎腫よう学一般 

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