文献

J-GLOBAL ID：201702218715780689   整理番号：17A0976067

Castagnoli-Cushman反応における複雑性: 環状無水物類と立体障害インドレニン類との間の反応における異常な過程【Powered by NICT】

Complications in the Castagnoli-Cushman reaction: An unusual course of reaction between cyclic anhydrides and sterically hindered indolenines

著者 (3件)： Chizhova Maria (Saint Petersburg State University, Saint Petersburg 199034, Russian Federation) ,  Dar’in Dmitry (Saint Petersburg State University, Saint Petersburg 199034, Russian Federation) ,  Krasavin Mikhail (Saint Petersburg State University, Saint Petersburg 199034, Russian Federation)
資料名： Tetrahedron Letters  (Tetrahedron Letters)
巻： 58  号： 35  ページ： 3470-3473  発行年： 2017年08月30日 
JST資料番号： E0366A  ISSN： 0040-4039  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 一連のジカルボン酸無水物類とのインドレニン類(むしろ立体障害環状イミン類を表す)の反応は期待された生成物,Castagnoli-Cushmanラクタムを生じなかった。代わりに,生成物はカルボン酸アニオンによるN-アシルイミニウム種トラッピングを介して形成された。それらの中で,16員環環状骨格を含むインドレニンと環状酸無水物の加水分解に不安定な2:2付加体は特に興味深かった。この結果はホモフタル酸無水物とのインドレニン類の最近報告されたCastagnoli-Cushman反応と矛盾し,反応過程における機構的スイッチを示唆した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： *ラクタム ,  *大環状化合物 ,  *立体障害 ,  Mannich反応 ,  *窒素複素環化合物 ,  *芳香族縮合化合物 ,  *カルボン酸無水物 ,  イミン ,  副反応 ,  *ラクトン
準シソーラス用語： *インドール誘導体 ,  *大環状ラクタム ,  *大環状ラクトン ,  反応過程

著者キーワード (8件)： Castagnoli Cushman反応 ,  側reaction ,  立体障害 ,  環状イミン ,  インドレニン ,  N アシルイミニウム種 ,  Mannich反応 ,  中員環環

分類 (2件)： 八員環以上の複素環化合物  (CF07120T) ,  環化反応,開環反応  (CF02050I)

物質索引 (2件)： 15,15-(1,5-ペンタンジイル)-30,30-(1,5-ペンタンジイル)-2,5,17,20-テトラオキサ-8,23-ジアザペンタシクロ[21.7.0.0^8,16.0^9,14.0^24,29]トリアコンタン-9(14),10,12,24,26,28-ヘキサエン-3,7,18,22-テトラオン ,  5,20-ビス(フェニルスルホニル)-15,15-(1,5-ペンタンジイル)-30,30-(1,5-ペンタンジイル)-2,17-ジオキサ-5,8,20,23-テトラアザペンタシクロ[21.7.0.0^8,16.0^9,14.0^24,29]トリアコンタン-9(14),10,12,24,26,28-ヘキサエン-3,7,18,22-テトラオン

タイトルに関連する用語 (7件)： 複雑性 ,  環状 ,  無水物 ,  立体障害 ,  インド ,  レニン ,  過程