抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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目的 マイコプラズマ肺炎の診断と病状評価におけるDダイマー測定の作用を検討する。方法 マイコプラズマ肺炎、細菌性肺炎、ウイルス性肺炎患児及び健康対照群のD-ダイマー陽性率及び濃度の差異を測定し、全身炎症反応症候群(SIRS)及びSIRS患児のD-ダイマー陽性率及び濃度とその他の各群の差を観察した。治療前と治療2週間後のマイコプラズマ肺炎患者におけるDダイマー濃度の変化を比較した。結果:細菌性肺炎群(16.7%)、ウイルス性肺炎群(20.0%)及び健康対照群(0.0%)と比較した。マイコプラズマ肺炎群におけるD-ダイマー(41.6%)の陽性率は,有意に増加した(x2=5.625,4.158,17.308,すべてP<0.05)。SIRSを伴うマイコプラズマ肺炎群の陽性率(64.0%)は,SIRSを伴わないマイコプラズマ肺炎群のそれより有意に高かった(x2=17.308,P<0.05)。マイコプラズマ肺炎群[(324.4±125.3)μg/L],細菌性肺炎群[(282.3±95.4)μg/L]およびウイルス性肺炎群[(293.1±92.3)μg/L]は,健常対照群[(72.9±22.4)μg/L]より有意に高かった(t=10.878,11.704,12.698,すべてP<0.05)。SIRSを伴うマイコプラズマ肺炎群のD-ダイマー濃度[(381.4±129.4)μg/L]はSIRSを伴わないマイコプラズマ肺炎群より有意に高かった(t=2.668,P<0.05)。治療前と比較して,2つの群のD-ダイマー濃度は有意に減少した[(129.3±65.3)μg/L,(89.7±28.6)μg/L](t=2.582,P<0.05)。結論:マイコプラズマ肺炎患者のDダイマーレベルは明らかに上昇し、病状の重症度を反映することができる。Data from Wanfang. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】