フルオピラム殺菌剤に対するFusarium virguliformeのベースライン感受性

WANG Jie; BRADLEY Carl A.; STENZEL Olivia; PEDERSEN Dianne K.; REUTER-CARLSON Ursula; CHILVERS Martin I.

文献

J-GLOBAL ID：201702218813814895 整理番号：17A0521298

フルオピラム殺菌剤に対するFusarium virguliformeのベースライン感受性

Baseline Sensitivity of Fusarium virguliforme to Fluopyram Fungicide

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資料名：
巻： 101 号： 4 ページ： 576-582 発行年： 2017年04月
JST資料番号： B0436C ISSN： 0191-2917 CODEN： PLDIDE 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：原著論文発行国：アメリカ合衆国 (USA) 言語：英語 (EN)

コハク酸デヒドロゲナーゼ阻害型殺菌剤であるフルオピラムは,Fusarium virguliformeによって起こるダイズの突然死症候群の防除に使用されている。筆者らは,本剤に対するF.virguliforme個体群の感受性を評価した。菌糸増殖阻害アッセイでは,採取した分離株の87%(113/130)が5μg/ml以下の濃度で効果を示し,平均EC₅₀は3.4μg/mlであった。分生子発芽阻害試験では,分離株の97%(73/75)が5μg/ml以下の濃度で効果を示し,平均EC₅₀は2.3μg/mlであった。すなわち,フルオピラムは分生子発芽阻害活性の方が高かった。4.8%(9/185)の分離株は処理した最高濃度で阻害率が50%未満であり,EC₅₀を算出できなかった。全般的に見て,F.virguliformeはフルオピラムに対して感受性であった。

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微生物に対する農薬 , 菌類による植物病害

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