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J-GLOBAL ID：201702218841560375   整理番号：17A0883384

動力学と熱力学によって支配される雲母表面上のDNA真珠ネックレス構造の形成【Powered by NICT】

Formation of DNA pearl-necklace structures on mica surface governed by kinetics and thermodynamics

著者 (2件)： Xi Bo (Department of Physics, Wenzhou University, Wenzhou, 325035, China) ,  Ran Shi-Yong (Department of Physics, Wenzhou University, Wenzhou, 325035, China)
資料名： Journal of Polymer Science. Part B. Polymer Physics  (Journal of Polymer Science. Part B. Polymer Physics)
巻： 55  号： 13  ページ： 971-979  発行年： 2017年 
JST資料番号： C0346B  ISSN： 0887-6266  CODEN： JPLPAY  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 高分子電解質(PE)は貧溶媒中の真珠ネックレス構造の形で起こる可能性がある。狭いストリングで連結された偏析したビーズの形で特徴づけられ,この構造はスケーリング解析と計算機シミュレーションにより広く研究されてきた,Rayleigh不安定性機構によって形成されたと考えられた。しかし,構造は実験的によく研究されておらず,ネックレス形成に関する完全な実験像は得られていない。本研究では,異なる縮合剤により誘起されたDNAの真珠ネックレス構造を原子間力顕微鏡で観察した。結果は真珠ネックレス立体配座の形成は試薬の濃度と凝縮能力を含むインキュベーション時間と熱力学的因子のような速度論的因子に強く依存することを示した。インキュベーション時間が十分に短いならば,この立体配座はDNAコイル-グロビュール転移の中間状態として存在することができる。弱い集中効果または遮蔽能力を持つエージェントを添加すると,構造は熱力学的に安定であるように見えた。同じ効果はむしろ低濃度の薬剤で観察された。共通特性化球状ビーズ立体配座とは異なり,ロッドに及ぼすストリング構造が観察され,DNAの剛性に起因すると考えられた。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： *真珠 ,  剛性 ,  インキュベート ,  粒状材 ,  *熱力学 ,  原子間力顕微鏡 ,  高分子電解質 ,  速度論 ,  計算機シミュレーション ,  *雲母 ,  立体配座 ,  コイル-グロビュール転移 ,  不安定性 ,  *DNA【核酸】 ,  キャラクタリゼーション

著者キーワード (5件)： 陽イオン界面活性剤 ,  DNA ,  真珠ネックレス構造 ,  PEG ,  Rayleigh不安定性

分類 (2件)： 高分子の立体構造  (CG02031G) ,  高分子固体の構造と形態学  (CG02022M)

タイトルに関連する用語 (7件)： 動力学 ,  熱力学 ,  支配 ,  雲母 ,  DNA ,  真珠 ,  ネックレス