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J-GLOBAL ID:201702218880958784   整理番号:17A1248853

リサイクル可能な酸ヒドロトロープを用いた80°Cでの木材の迅速分画による木質ナノ材料の製造【Powered by NICT】

Producing wood-based nanomaterials by rapid fractionation of wood at 80 °C using a recyclable acid hydrotrope
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巻: 19  号: 14  ページ: 3370-3379  発行年: 2017年 
JST資料番号: W2066A  ISSN: 1463-9262  CODEN: GRCHFJ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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ここでは,水の沸点以下の木材リグニンの迅速でほぼ完全な溶解のための新しい酸ヒドロトロープ,p-トルエンスルホン酸(p TsOH)の比類のない性能を報告した。カバ材リグニンの85%までが20分間80°Cで可溶化することができた。同様な度合いの脱リグニンは芳香族塩のような既知のヒドロトロープを用いた10時間以上,またはアルカリ木材パルプを用いて2時間150°Cまたはそれ以上で達成できた。機械的に生成したカバ材繊維炭水化物の水不溶性固体(WIS)画分に,主に溶存リグニンを含む廃酸液を分画した。透析分別WISの少量続いて分散均一リグノセルロースナノフィブリル(LCNF)にフィブリル化がリグニン含有結晶性セルロースナノフィブリル(LCCNFs)と多数部分的に加水分解したリグノセルロース固体残渣の(LCSR)であった。溶存リグニンは廃酸液を希釈する約10%のp-TsOHの最小ヒドロトロープ濃度(MHC)以下にだけで分散性リグニンナノ粒子(LNP)として沈殿により容易に分離できる。LCNFとLNPの物理的および化学的性質は機械的フィブリル化の強度と同様にp-TsOH分別重症度を調整することによって調整することができた。約62%カバ材リグニンを溶解し,最低重症度実験は,より厚い(平均高さ51nm)とより疎水性LCNF(水接触角82°の)と同様に大きな分子量約7200のLNPをもたらした。室温でp-TsOHの低い溶解性は,リグニン沈殿後再濃縮廃酸液を冷却することにより簡単に商業的に実証された結晶化技術を用いて効率的な回収を容易にすることができる。本研究はバイオベース経済を開発するためのLCNFとLNPのような木材ベースのナノ材料の低コストで持続可能な生産を達成するための有望で環境に優しい経路を示した。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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木材化学 

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