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J-GLOBAL ID:201702218899959346   整理番号:17A1558243

マウスにおけるエタノール誘発胃粘膜損傷に対するアウクビンの胃保護効果【Powered by NICT】

Gastroprotective effect of aucubin against ethanol-induced gastric mucosal injury in mice
著者 (21件):
資料名:
巻: 189  ページ: 44-51  発行年: 2017年 
JST資料番号: B0699B  ISSN: 0024-3205  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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イリドイド配糖体,アウクビンはトチュウ(Eucommia ulmoides Oliver)の種子から単離した。本研究では,マウスにおけるエタノール誘発胃粘膜損傷に対するアウクビンの保護効果を評価することを目的とした。マウスはアウクビン(2040および80mg/kg)を投与された3日間連続経口投与した。三日目に,胃粘膜障害のマウスはアウクビンの最終投与後70%エタノールで誘導された。マウスの胃組織は,胃粘膜損傷の重症度を評価するために行った。アウクビンの保護効果は,胃潰よう指数と組織学的検査により評価し,炎症性サイトカイン,酸化ストレスおよびいくつかの胃粘膜防御因子のレベルを決定した。アウクビンの予防的経口投与は胃潰よう指数と組織学的スコアを減少させた。ミエロペルオキシダーゼ(MPO)活性の有意な減少およびマロンジアルデヒド(MDA),腫瘍壊死因子-α(TNF α)とインターロイキン-6(IL 6)のレベルはアウクビン投与群で観察された。さらに,アウクビンを投与されたマウスは,グルタチオン(GSH)及び熱ショック蛋白質70(HSP 70)レベルとスーパーオキシドジスムターゼ(SOD)活性を増加させ,並びにマウスの胃組織における上皮成長因子(EGF),血管内皮成長因子(VEGF)及びシクロオキシゲナーゼ-1(COX 1)のレベルを正常化した。本研究の知見は,アウクビンはその抗炎症および抗酸化作用を介してエタノール誘導型急性胃粘膜障害に対する保護作用を示すことを実証した。さらに,アウクビンはH SP-70レベルのアップレギュレーションとEGF,VEGFとCOX-1レベルの正常化による胃粘膜保護を増強した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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消化器の基礎医学 

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