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J-GLOBAL ID：201702218900123270   整理番号：17A1213937

健康と疾患における酸化ホスホリピッドミクス:成果,挑戦と希望【Powered by NICT】

Oxidative Phospholipidomics in health and disease: Achievements, challenges and hopes

著者 (1件)： Reis Ana (Mass Spectrometry Centre, Department of Chemistry, Campus Santiago, University of Aveiro, Aveiro, Portugal)
資料名： Free Radical Biology & Medicine  (Free Radical Biology & Medicine)
巻： 111  ページ： 25-37  発行年： 2017年 
JST資料番号： D0414C  ISSN： 0891-5849  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： りん脂質過酸化生成物は,炎症,免疫と感染におけるシグナル伝達イベントの調節因子としての積極的な役割を果たす重要な生物活性脂質メディエーターとして認識されている。生化学的応答はモデル膜とリポ蛋白質の生物物理学的および生物学的特性を調節するoxPL中に存在する酸化構造特性により決定される。過去20年間のモデルシステムを用いて行った広範な研究にもかかわらず,生物学的システムにおけるoxPLの研究は実質的に停滞している。事実,体液と組織,基底レベル,および健康と疾患における年齢,性別および民族性を導入した任意の変動における主要なoxPLはほとんど知られていない。その結果,oxPLに関する知識はまだ臨床診断に翻訳され,アテローム性動脈硬化症と心血管疾患のような「サイレント」疾患の早期かつタイムリーな診断,疾患成層における予後ツールとしてていないとmultimorbiditiesとの関連で特に有用である。治療溶液または革新的な機能性生体材料の開発としてのそれらの使用は調査されないままである。本レビューはoxPL膨大な構造的多様性を明らかにする同定についての成果を要約した。生成物のような多様なアレイの解析に関連した課題の概要を与え,取り組む必要のある解析パイプラインにおける鍵となる側面に関する批判的評価。一度これらの課題を取り上げ,酸化ホスホリピッドミクスは,うまくいけば,来るべき20年間の生化学,製薬,臨床分野の主要なブレークスルー発見につながるであろう。本論文は特別刊行,表題「4-ヒドロキシノネナールおよび関連脂質酸化生成物の一部である。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 生体系 ,  生物活性 ,  過酸化物 ,  体液 ,  脂質 ,  炎症 ,  生化学 ,  *酸化 ,  アテローム性動脈硬化症 ,  リポタンパク質 ,  リン脂質
準シソーラス用語： 酸化生成物 ,  生体材料 ,  脂質メディエーター ,  *健康 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (8件)： 酸化リン脂質 ,  健康 ,  疾患 ,  質量分析 ,  バイオマーカー ,  OxLDL ,  りん脂質-蛋白質付加物 ,  MALDIイメージング

分類 (2件)： 免疫反応一般  (ED03010T) ,  生物学的機能  (EB03040U)

タイトルに関連する用語 (4件)： 疾患 ,  酸化 ,  成果 ,  希望