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J-GLOBAL ID：201702218901482925   整理番号：17A1116957

健常志願者の膝蓋下脂肪体と前脛骨筋におけるNGF誘発痛覚過敏と酸誘発とう痛の間の相互作用【Powered by NICT】

The interaction between NGF-induced hyperalgesia and acid-provoked pain in the infrapatellar fat pad and tibialis anterior muscle of healthy volunteers

著者 (2件)： Munkholm T.K. (Center for Sensory-Motor Interaction (SMI), Aalborg University, Denmark) ,  Arendt-Nielsen L. (Center for Sensory-Motor Interaction (SMI), Aalborg University, Denmark)
資料名： European Journal of Pain  (European Journal of Pain)
巻： 21  号： 3  ページ： 474-485  発行年： 2017年 
JST資料番号： W2571A  ISSN： 1090-3801  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 背景:組織pHは,炎症組織において低下し,増加したプロトン濃度は酸感受性イオンチャネル(ASIC)を活性化し,とう痛および痛覚過敏に寄与した。ASICは神経成長因子(NGF)によりアップレギュレートされることができる。本研究の目的は,無作為化対照二重盲検試験におけるNGFと酸誘発とう痛を組み合わせた二つの新規ヒト実験的疼痛モデルを調べることであった。【方法】実験1では,ボランティア(N=16)は各膝蓋下脂肪体(IFP)でNGFまたは等張生理食塩水の注入を受けた。5mLリン酸緩衝酸性生理食塩水の1日後は20mL/hの速度で各IFPに注入した。実験2では,酸の体積と注入速度は異なっていた(10 mL, 30 mL/h)ことを除いて,付加的なボランティア(N=16)の前脛骨筋(TA)筋を検討し,同じ手順をした。酸注入時と後に記録した連続とう痛評価。さらに,Likert尺度と圧痛閾値(PPT)に及ぼす痛スコアを評価した。【結果】IFPのPPTは有意に1日目にNGF注射部位で減少したが,酸誘発とう痛等級と注入後pretoからPPTの変化膝の間は類似していた。筋肉痛モデルでは,局所的な機械的痛覚過敏は,NGF注入後3時間を開発し,PPTの有意な更なる減少はpreinfusionと比較して酸注入後に見られた。IFPにおける【結論】NGF感作は酸により促進されなかったが,筋痛覚過敏の酸誘発増強が見られた。脂肪組織のNGF感作は筋肉組織に比較して酸誘発に対して異なる応答を示した。意義:NGFと酸を組み合わせた二新規疼痛モデルの定量化。痛覚過敏は膝蓋下脂肪パッドにおけるNGF注入後に発生したが,酸誘発により促進されなかった。筋肉組織における反対に,NGF誘導痛覚過敏は酸により増強された。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 二重盲検法 ,  脂肪組織 ,  疼痛測定 ,  ヒト ,  *疼痛 ,  筋組織 ,  *相互作用 ,  NGF【成長因子】 ,  ボランティア ,  炎症 ,  感作
準シソーラス用語： 生理食塩水 ,  *痛覚過敏 ,  *前脛骨筋 ,  *膝蓋下脂肪体 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (4件)： 神経の基礎医学  (GN01020W) ,  細胞構成体の機能  (EF03060C) ,  骨格系  (EJ10030R) ,  その他の感覚  (EJ13040X)

タイトルに関連する用語 (9件)： 健常志願者 ,  膝蓋下脂肪体 ,  前脛骨筋 ,  NGF ,  誘発 ,  痛覚過敏 ,  酸 ,  とう痛 ,  相互作用