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J-GLOBAL ID:201702218901674656   整理番号:17A1911075

トレハロース6-りん酸による作物収量とレジリエンスの向上: より良いソースシンク最適化のための穀類における饗宴-飢餓メカニズムを標的にする

Increasing crop yield and resilience with trehalose 6-phosphate: targeting a feast-famine mechanism in cereals for better source-sink optimization
著者 (5件):
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巻: 68  号: 16  ページ: 4455-4462  発行年: 2017年07月 
JST資料番号: C0579A  ISSN: 0022-0957  CODEN: JEBOA6  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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作物における収量とレジリエンスの向上には,ソースシンク最適化が有望なアプローチであり,光合成能がソースであり,植物の発育部分がシンクとなる。本稿では,トレハロース6-りん酸(T6P)による作物収量とレジリエンスの向上について検討する。T6Pは,全植物スクロースホメオスタシス機構の一部として,饗宴-飢餓蛋白質キナーゼとしてのSnRK1を介して,植物細胞におけるスクロース利用可能性のシグナル物質として作用する。低T6Pは,飢餓応答遺伝子を活性化し,高T6Pは,饗宴応答遺伝子を活性化する。T6P含量を遺伝子操作やマーカー利用選抜などで改変することによって,干ばつから湛水までの多様な水の利用性の下で,トウモロコシ,イネ,コムギなどの主要穀類における収量の向上が認められている。したがって,T6Pを時空間的に標的にすることによって,作物の収量やレジリエンスを大幅に向上できると期待されている。
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分類 (3件):
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植物生理学一般  ,  光合成  ,  分子遺伝学一般 
物質索引 (1件):
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