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J-GLOBAL ID:201702218914296497   整理番号:17A1184917

微分感染性機構を明らかにするためのハイスループット配列決定によるヒト気管支上皮細胞におけるEV71およびCA16感染への応答におけるマイクロRNAの比較解析【Powered by NICT】

Comparison analysis of microRNAs in response to EV71 and CA16 infection in human bronchial epithelial cells by high-throughput sequencing to reveal differential infective mechanisms
著者 (11件):
資料名:
巻: 228  ページ: 90-101  発行年: 2017年 
JST資料番号: A0381D  ISSN: 0168-1702  CODEN: VIREDF  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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手足口病(H FMD)が有意に多くの異なる臨床症状を呈したエンテロウイルス71(EV71)とコクサッキーウイルスA16(CA16)感染に起因する。それにもかかわらず,これらの差異の根底にある因子は不明のままである。近年,病原体-宿主相互作用におけるマイクロRNA(miRNA)の機能を強調した。ここでは,ハイスループット配列決定を用いた複数の時点でEV71およびCA16感染ヒト気管支上皮(16HBE)細胞の網羅的miRNAプロファイリングを行った。結果は,154の既知のmiRNAsと47の新規miRNAsは発現の顕著な相違を示した。これらのうち,58種の既知化合物と7の新規miRNAsを含む65のmiRNAはEV71およびCA16感染試料中の逆の傾向を示した。続いて,主に標的予測のための更なるスクリーニングにより56種の既知差次的に発現したmiRNAに焦点を当てた。これらの標的のGOと経路解析は18種の生物学的過程,7分子機能,1細胞成分と123経路が濃縮されることを示した。これらの経路の中で,カドヘリンシグナル伝達経路,Wntシグナル伝達経路と血管新生が有意な変化を示した。予測された標的,GO,経路と転写因子とこれらのmiRNAの調節ネットワークを決定した,これは,miRNAが感染相中の複雑な調節機構を示すことを示唆した。接着に関与する予測された標的の階層的GOカテゴリーを分析した。結果はEV71およびCA16感染により誘導される明確な変化は気道上皮バリア機能に部分的に結合できることを示した。まとめると,著者らのデータは,EV71およびCA16感染後の異なる宿主-病原体相互作用を明らかにし,これらの感染症のための新しい治療標的を提供するかもしれないことを助ける有用な洞察を提供する。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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ウイルス学一般  ,  ウイルスによる植物病害 

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