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J-GLOBAL ID：201702218954140310   整理番号：17A0322158

キャベツの細胞質雄性不稔に関連した差次的に発現した遺伝子のトランスクリプトームde novo組立と分析【Powered by NICT】

Transcriptome de novo assembly and analysis of differentially expressed genes related to cytoplasmic male sterility in cabbage

著者 (7件)： Wang Shuai (College of Horticulture, Northeast Agricultural University, Harbin, 150030, China) ,  Wang Chao (College of Horticulture, Northeast Agricultural University, Harbin, 150030, China) ,  Zhang Xiao-Xuan (College of Horticulture, Northeast Agricultural University, Harbin, 150030, China) ,  Chen Xin (College of Horticulture, Northeast Agricultural University, Harbin, 150030, China) ,  Liu Jiao-Jiao (College of Horticulture, Northeast Agricultural University, Harbin, 150030, China) ,  Jia Xue-Fang (College of Horticulture, Northeast Agricultural University, Harbin, 150030, China) ,  Jia Si-Qi (College of Horticulture, Northeast Agricultural University, Harbin, 150030, China)
資料名： Plant Physiology and Biochemistry  (Plant Physiology and Biochemistry)
巻： 105  ページ： 224-232  発行年： 2016年 
JST資料番号： W1643A  ISSN： 0981-9428  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： フランス (FRA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 細胞質雄性不稔(CMS)には,やく発達過程の異常な花粉を生産する母性遺伝形質である。不妊症に関与する重要な遺伝子と経路を同定し,基礎となる機構をより良く理解するために,異なる発育段階でのキャベツやくを細胞学的に検討し,トランスクリプトームは次世代シークエンシング(NGS)技術を用いたCMS系統と維持系統で分析した。顕微鏡は,CMS系統の葯の発生は四分子期における異常し,稔性花粉を生成できないことを示した。不稔と維持系統から55,663,594及び54,801,384種の生のトランスクリプトームリードを得た,それぞれ,1028bpの平均サイズを有するこれらのリードを構成した68,851種の遺伝子(unigene)に。百万マッピングされた読み取り(FPKM)法ターゲットのキロ塩基当たり帰属フラグメントを用いて,5592差次的に発現した遺伝子が同定され,3403と2089のダウンレギュレートされた遺伝子であった。さらに,維持または不稔系統で発現し,それぞれ特異的に1011および45遺伝子であった。代謝経路の遺伝子オントロジー(GO)機能的アノテーションおよび濃縮分析は,マッピングと雄性不稔に関与するかもしれない候補遺伝子を解析した。十八遺伝子の発現は,qRT-PCRを用いて検討し,それらの発現パターンは配列データと同じであることが分かった。不稔と維持系統の間に存在する明確な細胞学的差異。異なって発現された遺伝子は炭水化物とエネルギー代謝に関連した,または転写因子,熱ショック蛋白質と他のストレス蛋白質をコードする。これら候補遺伝子の同定は,キャベツのCMSの裏にある機構の包括的理解を提供した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 熱ショックタンパク質 ,  不妊症 ,  稔性 ,  花粉 ,  細胞生物学 ,  *遺伝子 ,  *不稔 ,  母親 ,  *雄性不稔 ,  *トランスクリプトーム ,  代謝経路 ,  *キャベツ
準シソーラス用語： 候補遺伝子 ,  遺伝形質 ,  *細胞質雄性不稔 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： キャベツ(Brassica oleraceaL.var.capitata) ,  細胞質雄性不稔 ,  トランスクリプトーム解析 ,  差次的に発現した遺伝子 ,  葯開発

分類 (2件)： 植物生理学一般  (EH02010Y) ,  遺伝子発現  (EC02040Q)

タイトルに関連する用語 (7件)： キャベツ ,  細胞質雄性不稔 ,  発現 ,  遺伝子 ,  トランスクリプトーム ,  組立 ,  分析