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J-GLOBAL ID：201702218974872484   整理番号：17A1517928

海水と堆積物中のフタル酸エステル類汚染物質の定量のための固相マイクロ抽出-ガスクロマトグラフィー-質量分析(GC-MS)による定量法を開発した。【JST・京大機械翻訳】

Determination of Phthalic Acid Esters in Seawater and Sediment by Solid-phase Microextraction and Gas Chromatography-Mass Spectrometry

著者 (4件)： Zhang Zeming (中国海洋大学海洋化学理論与工程技術教育部重点実験室,青島,266100) ,  Zhang Honghai (中国海洋大学海洋化学理論与工程技術教育部重点実験室,青島,266100) ,  Li Jianlong (中国海洋大学海洋化学理論与工程技術教育部重点実験室,青島,266100) ,  Yang Guipeng (中国海洋大学海洋化学理論与工程技術教育部重点実験室,青島266100;海洋国家実験室海洋生態与環境科学功能実験室,青島266071)
資料名： Fenxi Huaxue  (Fenxi Huaxue)
巻： 45  号： 3  ページ： 348-356  発行年： 2017年 
JST資料番号： C2394A  ISSN： 0253-3820  CODEN： FHHHDT  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 中国語 (ZH)

抄録/ポイント： フタル酸エステル(PAEs)は可塑化剤製品の中で最も広く使われている化合物であり、海洋中のフタル酸エステルの種類、組成及び濃度レベルを正確に分析することは、海洋環境におけるPAEsの移動変化及び生態効果を認識する上で重要な意義がある。本研究では、固相マイクロ抽出-ガスクロマトグラフィー-質量分析技術を用いて、海水と堆積物中のPAEsを分析する方法を確立し、抽出時間、抽出温度などの最適な実験条件を確定した。本方法による海水と堆積物中のPAEs含有量の測定精度は±10%で、検出限界はそれぞれ0.04~0.32ng/Lと0.12~1.60μg/kgであった。フタル酸ジメチル(DMP)を除いて、海水中のPAEsの回収率は68.0%~114.0%で、堆積物中のPAEsの回収率は76.4%~105.0%であった。この方法を用いて,揚子江河口とその隣接海域における水と堆積物中のPAEsの濃度は,それぞれ0.270~1.39μg/Lと0.79~34.8μg/kgであった。実験により、本方法は操作が簡単で、正確度が高く、海水の抽出体積を大幅に削減でき、沿岸海水と堆積物中のPAEs含有量の正確な分析に応用できることが分かった。Data from Wanfang. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *汚染物質 ,  検出限界 ,  *定量分析 ,  沿岸 ,  回収率 ,  可塑化 ,  *海水 ,  *GC-MS分析 ,  海洋 ,  *堆積物 ,  測定精度 ,  海洋環境
準シソーラス用語： 抽出時間 ,  *固相微量抽出 ,  *フタル酸エステル , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： Phthalic acid esters ,  Solid-phase microextraction ,  Gas chromatography-mass spectrometry ,  Seawater ,  Sediment

分類 (3件)： その他の汚染原因物質  (SB05040W) ,  抽出  (CC01040H) ,  食品の分析  (FJ01030U)

タイトルに関連する用語 (10件)： 海水 ,  堆積物 ,  フタル酸エステル類 ,  汚染物質 ,  定量 ,  固相マイクロ抽出 ,  ガスクロマトグラフィー ,  質量分析 ,  定量法 ,  開発