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J-GLOBAL ID:201702219021634533   整理番号:17A1484104

RAW264.7細胞に及ぼすHovenia dulcis花柄とその増殖活性からのペクチン様多糖の構造解明【Powered by NICT】

Structural elucidation of a pectin-type polysaccharide from Hovenia dulcis peduncles and its proliferative activity on RAW264.7 cells
著者 (4件):
資料名:
巻: 104  号: PA  ページ: 1246-1253  発行年: 2017年 
JST資料番号: T0898A  ISSN: 0141-8130  CODEN: IJBMDR  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本論文では,酸性多糖類HDP3Aはウロン酸含量の45.9%Hovenia dulcis花柄から分離した。HDP3Aの構造を化学的及び分光学的分析により解明した。HDP3Aは主にキシロース,フコース,マンノース,グルコースの少量ガラクツロン酸,ガラクトース,ラムノース及びアラビノースの含まれていた。構造解析はHDP3AはHGとRG-I領域と毛状領域を有するペクチン型多糖類であったことを示した。HGは(1→4)-α-D-ガラクトピラノシルウロン(GalA)残基の繰返し単位を持つ線状ホモポリマであった。HG領域におけるGalpA残基はアセチル化及び/又はメチルエステル化である可能性がある。RG-Iの骨格は[→αGalpA1 1,2)-αRhap1 1,4→]nの繰り返し単位と零四位置でRhaに取り付けられた毛状領域を含んでいた。毛状領域は主にガラクタン,アラビナン,アラビノガラクタン,グルカン,マンナンとキシランで構成されていた。HDP3Aの免疫調節活性とマクロファージに対するin vitroでの還元(HDP3A R)と加水分解生成物(HDP3A 0.1)を測定した。三多糖類分画はすべてのRAW264.7細胞の増殖を刺激し,増殖効果の順序はHDP3A>HDP3A R>HDP3A0~0.1であり,ペクチン型多糖類の免疫効果は分岐と分子量に関連していることを示した。HDP3Aは増殖活性の潜在的源となり得る。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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