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J-GLOBAL ID：201702219036924086   整理番号：17A1224728

行橋市祓川河口部(沓尾海岸)における砂嘴発達に伴う海浜変形

BEACH CHANGES ASSOCIATED WITH DEVELOPMENT OF A SAND SPIT AT HARAI RIVER MOUTH IN YUKUHASHI CITY

著者 (3件)： 宇多高明 ((一財)土木研究センターなぎさ総合研究所, 日本大学理工学部海洋建築工学科) ,  大木康弘 ((一財)土木研究センター河川・海岸研究部) ,  大谷靖郎 ((一財)土木研究センター河川・海岸研究部)
資料名： 土木学会論文集 B3(海洋開発)(Web)  (Journal of Japan Society of Civil Engineers, Ser. B3 (Ocean Engineering) (Web))
巻： 73  号： 2  ページ： I_558-I_563(J-STAGE)  発行年： 2017年 
JST資料番号： U0288A  ISSN： 2185-4688  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 2012年,行橋市の沓尾海岸では祓川河口左岸側に突堤が伸ばされるとともに養浜が行われた.その後,この突堤が祓川河口へと向かう沿岸漂砂を阻止したため,突堤の下手側に位置する砂州では著しい侵食が起きた.一方,祓川河口右岸にある沓尾漁港では河川流により干潟面へと運ばれた砂の回帰が続き,沓尾漁港の泊地を埋めて堆積するなど,沓尾海岸では著しい地形変化が生じている.本研究では,祓川河口部を対象として既往衛星画像の解析とともに現地調査により祓川河口部の地形変化を詳しく調べた.また,筆者らによる既往移動床模型実験結果と実測データとの比較により,沓尾漁港内での堆積機構が既往模型実験の結果によりうまく説明できることを明らかにした.(著者抄録)

シソーラス用語： 福岡県 ,  *海岸 ,  河川 ,  *河口 ,  突堤 ,  養浜 ,  変化 ,  衛星利用画像 ,  現地調査 ,  *砂嘴 ,  *成長 ,  *変形
準シソーラス用語： 移動床模型実験 ,  *河口部 ,  *海浜変形 ,  沓尾海岸 ,  行橋市 ,  砂嘴発達 ,  地形変化 ,  祓川

著者キーワード (7件)： Kutsuo coast ,  Harai River ,  tidal flat ,  shoreward sand transport ,  sand spit ,  shoreline changes ,  movable-bed experiment

分類 (1件)： 沿岸海洋物理学  (DC06060N)

引用文献 (3件)：

• 1) 宇多高明,三波俊郎,宮原志帆,芹沢真澄,福澤一博:干潟海岸に流入する祓川河口部における地形変化の実態,土木学会論文集B3(海洋開発),Vol. 67,No. 2,p. I_1039-I_1044,2011.
• 2) 芹沢真澄,宇多高明,宮原志帆:浅い干潟面上で岸向きに発達する細長い砂州の形成予測-BGモデルの応用,土木学会論文集B3(海洋開発),Vol. 67,No. 2,p. I_1189-I_1194,2011.
• 3) 宇多高明,山本幸次:複合砂嘴の形成過程に関する実験的研究,地形,Vol. 12,pp. 357-365,1991.

タイトルに関連する用語 (5件)： 河口 ,  海岸 ,  砂嘴 ,  発達 ,  海浜変形