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J-GLOBAL ID：201702219149996429   整理番号：17A0717544

自治体ニーズに応えるJSの新技術 第18回 単槽式MBRと高速凝集沈殿法による仮設水処理ユニット

資料名： 月刊下水道  (Journal of Sewerage, Monthly)
巻： 40  号： 8  ページ： 70-74  発行年： 2017年06月15日 
JST資料番号： Z0772A  ISSN： 0387-6926  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 近年,下水処理場は,施設の老朽化による本格的な再構築の時期を迎えている。小規模下水処理場では,水処理施設を1池しか有していないケースなど,再構築期間中,仮設処理を必要とするケースが多く,省スペースかつ可搬性のある仮設水処理装置が求められている。そこで,日本下水道事業団(以下,JS),日立製作所,および日立プラントサービスは,共同研究「高速凝集沈殿法及び膜分離活性汚泥法を用いた災害時応急復旧処理施設の開発」(平成25~28年度)を通じて,可搬式仮設水処理装置の開発,実証を行った。この研究成果に基づき,「単槽式MBRと高速凝集沈殿法による仮設水処理ユニット」(以下,本技術)として,JSの新技術I類に選定した。本技術は,トレーラー運搬可能な単槽式の膜分離活性汚泥法と,機動的運用のために鋼板製水槽とした高速凝集沈殿法の2種類のユニットを単独または組み合わせて使用する可搬式仮設水処理装置である。本稿は,本技術の概要,適用範囲,導入効果,及び災害時応急処理への適用について紹介した。

シソーラス用語： 下水処理施設 ,  老朽化 ,  再構成 ,  更新 ,  水処理施設 ,  処理装置 ,  仮設物 ,  *活性汚泥法 ,  *貯槽 ,  *鋼板 ,  *メンブレンバイオリアクタ
準シソーラス用語： 応急復旧処理施設 ,  下水処理場 ,  仮設処理 ,  仮設水処理ユニット ,  仮設水処理装置 ,  鋼板製水槽 ,  *高速凝集沈殿法 ,  単槽 ,  *単槽式MBR ,  *膜分離活性汚泥法

分類 (1件)： 下水・廃水処理施設  (SC03020P)

タイトルに関連する用語 (5件)： 自治体 ,  ニーズ ,  槽 ,  MBR ,  水処理