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J-GLOBAL ID：201702219155072183   整理番号：17A1049594

カイラル非対称性と渦度をもつプラズマに対する2次散逸流体力学

Second-order dissipative hydrodynamics for plasma with chiral asymmetry and vorticity

著者 (4件)： GORBAR E. V. (Taras Shevchenko National Kiev Univ., Kiev, UKR) ,  GORBAR E. V. (Bogolyubov Inst. Theoretical Physics, Kiev, UKR) ,  RYBALKA D. O. (Arizona State Univ., Arizona, USA) ,  SHOVKOVY I. A. (Arizona State Univ., Arizona, USA)
資料名： Physical Review. D  (Physical Review. D)
巻： 95  号： 9  ページ： 096010.1-096010.14  発行年： 2017年05月 
JST資料番号： D0748A  ISSN： 2470-0010  CODEN： PRVDAQ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 緩和時間近似におけるカイラル運動理論を用い,ニュートリノのような中性粒子からなるカイラル相対論的プラズマに対する流体力学方程式のIsrael-Stewart型の定式化を行った。これはニュートリノが流体力学領域にあって高密度物質に閉じ込められ,陽子中性子星の初期の進化に適用できる。そのようなプラズマでは超新星の爆発に関係する逆カスケードを導く際にカイラル性の効果が重要となる。本論文で得られた流体力学方程式系を用い,数値シミュレーションを行った。その結果,カイラル非対称性の存在が流体力学の方程式を修正すること,カイラル粒子のスピンに起因する主要次数量子補正が流体力学に極めて大きい効果を及ぼすことが分かった。

シソーラス用語： *カイラル模型 ,  *プラズマ ,  散逸系 ,  エネルギー散逸 ,  *流体力学 ,  渦度 ,  ニュートリノ ,  シミュレーション ,  補正 ,  カイラル対称性
準シソーラス用語： カイラルモデル ,  粘性散逸 ,  数値シミュレーション ,  NLO補正 ,  *相対論的プラズマ

分類 (1件)： 強い相互作用の模型  (BF02040W)

タイトルに関連する用語 (6件)： カイラル ,  非対称性 ,  渦度 ,  プラズマ ,  散逸 ,  流体力学