抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
IEA(国際エネルギー機関)は,大気汚染におけるエネルギーの役割について,初めて調査を実施し,その分析結果を基にすべての国に政策助言をすることを意図したものであると述べている。本稿ではその内容の概略を紹介した。エネルギー部門を根本原因とする大気汚染の関連について,以下のような全体把握をしている。主として非規制,穏やかな規制,あるいは非効率な燃焼に起因するエネルギーの生産及び利用が,大気汚染物質排出の最大要因である。PM,SO
x,NO
xのほとんどが,直接的または化学反応で他の汚染物質(オゾン等)に変化し,世界の大気汚染に最も影響を与えている。大気汚染を引き起こしている2つの主要因は,貧困と化石燃料の集中消費/都市化である。