CD24~-癌細胞を発現することを標的とする新規単鎖可変部抗体の同定【Powered by NICT】

Eyvazi Shirin; Eyvazi Shirin; Kazemi Bahram; Bandehpour Mojgan; Dastmalchi Siavoush; Dastmalchi Siavoush

文献

J-GLOBAL ID：201702219184007716 整理番号：17A1545800

CD24~-癌細胞を発現することを標的とする新規単鎖可変部抗体の同定【Powered by NICT】

Identification of a novel single chain fragment variable antibody targeting CD24-expressing cancer cells

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資料名：
巻： 190 ページ： 240-246 発行年： 2017年
JST資料番号： E0738B ISSN： 0165-2478 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：原著論文発行国：オランダ (NLD) 言語：英語 (EN)

CD24は多くの癌と癌幹細胞で過剰発現していることを重グリコシル化蛋白質である。開発・浸潤およびがん細胞の転移に関与している。CD24は新しい標的として標的化癌治療で考慮することができる。,ファージディスプレイ技術は,CD24に対する新規scFv抗体の同定のために使用した。そうするために,CD24蛋白質は安定したトランスジェニックCHO細胞株から発現させ,精製した。細胞はCD24をコードする構築物,18S rRNA遺伝子を標的とすることを用いて開発した。組換えCD24はバイオパンニングプロセスに用いた。四ラウンドのバイオパンニングはTomlinson Jライブラリーを用いて行った。選択コロニーのポリクローナルファージELISA及びDNA配列化により,特異的結合剤はバイオパンニングプロセス中に濃縮されていることを確認した。DNAシークエンシングの結果に基づいて,三ファージ表示scFvが得られ,CD24に対するそれらの特異性単クローンファージELISAで検証した。結果はクローン3(J_d3と呼ばれる)は,CD24に対する最大の親和性を有し,三クローンの中で最も豊富なクローンである(80%)であることを示した。J_d3は更なる分析のために選択した。可溶性J_d3scFvを製造するために,ファージはE.coli BL21pLysSにトランスフェクトした。可溶性J_d3scFvを発現させ,精製することに成功した。可溶性J_d3scFvはELISA分析における組換えCD24に対する適切な親和性を示した。また,免疫細胞化学実験は,精製J_d3scFvはA549細胞を発現するCD24と結合できることを示した。scFvはCD24発現癌細胞への薬物または診断ナノ粒子の標的化デリバリーに有用かもしれない。著者らの知る限り,本研究は,CD24に対するscFv抗体を同定し,ファージディスプレイ法を用いた最初の報告である。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

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腫ようの化学・生化学・病理学 , 基礎腫よう学一般

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