石炭熱分解と燃焼の段階変換中の硫黄変換に及ぼす外来鉱物の影響【Powered by NICT】

Zhang Yaqing; Liang Peng; Jiao Tiantian; Wu Jiafeng; Zhang Huawei

文献

J-GLOBAL ID：201702219198324179 整理番号：17A1545744

石炭熱分解と燃焼の段階変換中の硫黄変換に及ぼす外来鉱物の影響【Powered by NICT】

Effect of foreign minerals on sulfur transformation in the step conversion of coal pyrolysis and combustion

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資料名：
巻： 127 ページ： 240-245 発行年： 2017年
JST資料番号： B0809A ISSN： 0165-2370 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：原著論文発行国：オランダ (NLD) 言語：英語 (EN)

石炭の格付け利用における硫黄変換を調べるために,種々の操作パラメータと外来鉱物の硫黄の形態と分布を,固体熱キャリヤーと燃焼による石炭熱分解でそれぞれ調べた。結果は,熱分解温度の上昇はガス相中の硫黄含有量を増加させることを示した。より大きな粒子サイズを持つ石炭では,より多くの硫黄はチャー中に残留する。石炭と加熱速度に石英砂の質量比の変化はガス,タール及びチャー生成物中の硫黄分布にほとんど影響しなかった。3wt%CaOは原料炭に導入した後,ガスとタール中の硫黄は原料石炭の29.68と12.16wt%から22.31と10.66wt%に減少した。Fe_2O_3は主に石炭熱分解時の固相硫黄へのガス状硫黄の移動に影響する。MgO,NaOH及びKOHは硫黄固定効果を持っていない。3wt%CaO,3wt%Fe_2O_3の硫黄固定効率は17.17および38.16wt%であった。CaOとFe_2O_3の含有量が増加すると,チャー増加中の硫酸塩硫黄および硫化物硫黄,チャーの燃焼から得られた灰中の硫黄固定は増加した。燃焼段階におけるSO_2の二次放出に及ぼすCaOの阻害効果はFe_2O_3のそれより強かった。石炭熱分解および燃焼の段階変換中の硫黄の除去に基礎的な参考を提供する。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

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石炭の物理的・化学的処理

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