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J-GLOBAL ID:201702219202963675   整理番号:17A0919448

発育予測モデルとメッシュ気象データを利用したダイズの乾燥ストレス発生リスクの広域評価

Estimation of the drought vulnerability of soybeans by using a phenological development model and gridded meteorological data in Japan
著者 (3件):
資料名:
巻: 17  号:ページ: 55-63  発行年: 2017年07月10日 
JST資料番号: L4412B  ISSN: 1346-5368  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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日本のダイズ栽培のほとんどが水田転作田で行われているので,排水不良による湿害が問題になることが多いが,夏季の乾燥ストレスによる減収の危険性も指摘されている。本研究では,地下水位制御システム(FOEAS)の導入によって乾燥ストレスを軽減するために,発育予測モデルとメッシュ農業気象データを利用したダイズの乾燥ストレス発生リスクの評価を行った。その結果,ダイズの開花期から子実肥大始期の降水量と作物蒸発散量の水収支量が乾燥ストレスによるダイズ収量の低下を示す指標として有効であることがわかった。また,福井県北部や九州北西部は,乾燥ストレスが発生しやすい地域であることも示された。こうした結果から,今後は,土壌特性や圃場条件を含めた乾燥ストレス発生リスクの評価が必要である。
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分類 (3件):
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豆類  ,  農業気象  ,  計算機シミュレーション 
引用文献 (33件):
  • 足立一日出・細川寿・吉田修一郎・伊藤公一・松崎守夫・高木強冶, 2005: 転換畑圃場における灌漑技術. ファーミングシステム研究 7, 31-38.
  • Allen RG, Pereira LS, Raes D, Smith M, 1998: Crop Evapotranspiration-Guidelines for computing crop water requirements. Irrigation and drainage paper 56, FAO, 300pp.
  • 青木繁伸, 2004: Rによる統計処理 折れ線回帰. http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/R/oresen.html(アクセス日:2017年4月21日).
  • Attarod P, Aoki M, Bayramzadeh V, 2009: Measurements of the actual evapotranspiration and crop coefficients of summer and winter seasons crops in Japan. Plant, Soil and Environment 55, 121-127.
  • Fehr WR, Caviness CE, 1977: Stages of soybean development. Cooperative Extension Service and Agriculture and Home Economics Experiment Station Iowa State University, Ames, Iowa, Special Report 80, 1-12.
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