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J-GLOBAL ID:201702219231077239   整理番号:17A1493762

人工膝および股関節置換術におけるトラネキサム酸の経口対静脈内投与の比較:系統的レビューとメタ分析【Powered by NICT】

Comparison of oral versus intravenous application of tranexamic acid in total knee and hip arthroplasty: A systematic review and meta-analysis
著者 (9件):
資料名:
巻: 45  ページ: 77-84  発行年: 2017年 
JST資料番号: W3326A  ISSN: 1743-9191  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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トラネキサム酸(TXA)は人工膝関節全置換術(TKA)あるいは人工股関節全置換術(THA)後の失血とヘモグロビン(Hb)液滴の低減に最も重要な薬剤の一つと考えられている。静脈内投与によるトラネキサム酸(TXA)による処理は,広く議論されてきた。最近,いくつかの研究は,経口投与は血液温存に影響を及ぼすことを報告した。,人工膝関節と股関節置換術における血液温存のための経口TXAと静脈内TXA(IV TXA)との間の有効性と安全性を調査するためにメタ分析を行った。関連研究に関する無作為化比較試験(RCT)または後向きコホート研究(RCS)は,PubMed(1996-2017年4月),Embase(1980-2017年4月),およびCochrane Library(中央,2017年4月)を用いて検索した。TXAのIV投与による経口を比較した五の研究が著者らのメタ解析に含まれた。メタ分析の結果は,ソフトウェアレビューマネージャー5.3(コペンハーゲン:北欧コクランセンターの協力,2014)収集し分析した。3474人の患者を含む五の研究が登録基準に合致した。プールされたデータ解析は,経口TXAは平均Hb低下(P=0.88),総Hb損失(P=0.57),総出血量(P=0.42),輸血速度(P=0.16),合併症(P=0.61),および入院期間の長さ(P=1.00)の観点からIV TXAと同程度に有効であることを示した。IV TXA法と比較して,経口TXAはTKAやTHA術後のヘモグロビン低下,総ヘモグロビン損失,および全失血を防止するための類似した血液温存効果を示した。さらに,輸血率,合併症,入院期間の長さの有意差は2群間に見られた。しかし,含めた研究の限られた数のために,高品質のより多くの研究が経口TXAの至適投与時間を特定するために必要である。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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運動器系疾患の外科療法 
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