抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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汎用インバータは1980年代に普及し始め,省エネ・省力・自動化からさらに小型化・インテリジェント化・多機能化などの目的で飛躍的発展を遂げ,適用部門も工業分野からオフイス・商店・一般家庭へと適用環境も大きく拡大変化している。本文ではインバータの主なトラブル発生要因とその対策について述べた。まずインバータ本体の運転中の不具合の原因について,試運転および初期調整不良,部品の経年劣化(電解コンデンサ・冷却ファン・主素子),環境要因(腐食,電圧異常)を取り上げて,不良現象,予知手法,対策などについて述べ,またインバータ周辺の不具合としては,電磁接触器の不具合や締付ねじの緩みなどの例を挙げて不具合の発生を防止するための考慮事項を示した。最後にインバータから発生するノイズの問題を取り上げ,発生原因,伝搬経路,およびノイズ遮断対策の概要を紹介した。