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J-GLOBAL ID:201702219249766069   整理番号:17A1705011

統合失調症患者における後作業期間中の作業記憶と前頭前野/時間的血行動態反応:マルチチャネル近赤外分光法による研究【Powered by NICT】

Working memory and prefrontal/temporal hemodynamic responses during post-task period in patients with schizophrenia: A multi-channel near-infrared spectroscopy study
著者 (6件):
資料名:
巻: 95  ページ: 288-298  発行年: 2017年 
JST資料番号: T0194A  ISSN: 0022-3956  CODEN: JPYA3E  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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統合失調症における認知障害と社会的機能障害との関係は広く受け入れられている。統合失調症患者における神経画像研究は種々の神経認知タスク時の前前頭領域の異常機能を実証した。しかし,これら認知障害の神経基盤を探求する研究は限られている。マルチチャネル近赤外分光法(NIRS)は,脳活動の時空間特性を検出するために使用される非侵襲機能的神経イメージング技術である。以前のNIRS研究は健常参加者よりも言語流暢性課題(VFT)時の統合失調症患者で検出されたが,程度は低いがオキシヘモグロビン(オキシHb)増加を示した。さらに,前頭葉領域における異常な再増加はタスク実施後の期間中に観察された。oxy-Hb異常再増加はタスク実施後の期間における神経活動の不十分な抑制を表しているので,タスク実施後の期間中の前頭前野/時間oxy-Hb異常再増加は認知障害と関連していることを仮定した。は本研究における統合失調症と健常被験者30名と30名の患者を対象とした。全ての参加者は,VFTを用いた52チャネルNIRS測定を施行した。統合失調症患者はタスク実施後の期間中の前頭前野と側頭領域におけるoxy-Hb異常再増加を示した。課題中のoxy-Hbの変化の間に有意な関係および統合失調症における認知機能簡易評価尺度のスコア(BACS)ではなかったが,有意な負相関が,課業後の期間とBACS作業記憶スコア(DLPFCと時間的領域における)中にoxy-Hb間で観察された。これらの結果は,前頭前野皮質と側頭領域における課業後の期間中にoxy-Hb再増加は統合失調症患者におけるWM障害と関連し,NIRSは,慢性統合失調症における作業記憶の潜在的なバイオマーカーであることを示唆する。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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精神障害 

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