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J-GLOBAL ID:201702219264290142   整理番号:17A1448747

Ar-Xカップリングを誘発するホスフィンEWOlefin配位子で処理されるtrans-[Pd(Ar)X(AsPh3)2]錯体(X=I,F,CF3)のオレフィン挿入対交差カップリング

Olefin Insertion Versus Cross-Coupling in trans-[Pd(Ar)X(AsPh3)2] Complexes (X = I, F, CF3) Treated with a Phosphine-EWOlefin Ligand to Induce Ar-X Coupling
著者 (3件):
資料名:
巻: 36  号: 15  ページ: 2884-2890  発行年: 2017年08月14日 
JST資料番号: E0965A  ISSN: 0276-7333  CODEN: ORGND7  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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置換可能なAsPh3配位子を有する前駆体,trans-[PdXAr(AsPh3)2](X=I,F,CF3),へのカップリング促進剤PEWO配位子1-(Ph2P),2-(CH=CH-C(O)Ph)C6F4(PhPEWO-F)の付加では,追求したAr-FまたはAr-CF3カップリングを誘導するのに失敗し,X=I,CF3についてはPd-Ar結合へのオレフィン挿入生成物,X=FではAr-Arカップリングの形成結果がもたらされた。プロセスの進行中に,X=I,F,CF3では,P配位PhPEWO-単座配位配位子とそれに連結されたオレフィン基を持つtrans-[PdXAr(PhPEWO-F)(AsPh3)]中間体が観察された。X=I,CF3では,続いてのPd-Ar結合への二重結合の挿入とO-配位がP,C,O-はさみシステムを持つ錯体を与えた。観察された挿入反応速度から,挿入に対する律速段階がtransからのcis異性化であり,挿入そのものは非常に速いことが示唆された。これはPhPEWO-Fをcis-[Pd(CF3)Ar(3-F-py)2]に加えた時に観察される速い挿入反応によって裏付けられた。PhPEWO-Fの挿入反応機構は,PdArBrL(L=ジアルキルビアリールホスフィン)について報告された脱芳香族転位反応反応機構の最初の相に似ている。
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
白金族元素の錯体  ,  有機白金族化合物 

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