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J-GLOBAL ID:201702219290006776   整理番号:17A1186284

アセトアミノフェン誘発性急性肝障害に対するロシグリタゾンの保護効果は肝臓NADPHオキシダーゼのダウンレギュレーションと関連している【Powered by NICT】

Protective effect of rosiglitazone against acetaminophen-induced acute liver injury is associated with down-regulation of hepatic NADPH oxidases
著者 (10件):
資料名:
巻: 265  ページ: 38-46  発行年: 2017年 
JST資料番号: E0034B  ISSN: 0378-4274  CODEN: TOLED5  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ペルオキシソーム増殖因子活性化受容体γ(PPAR γ)はグルコースと脂質代謝を調節するリガンド活性化核受容体である。本研究の目的は,アセトアミノフェン(APAP)誘発急性肝損傷に及ぼす,合成PPAR-γアゴニスト,ロシグリタゾン(RSG)の影響を調べることであった。雄CD-1マウスはAPAP(300mg/kg)を注入した。いくつかのマウスはAPAP注入前RSG(20mg/kg)4824および1時間で前処理した。予想されたように,RSG前処理は,APAP誘導急性肝障害を軽減した。RSG前処理は,APAP誘導肝細胞死を減弱し,生存率を改善した。肝チトクロームP450(CYP)2E1発現に影響しなかったが,RSG前処理は,APAP誘導急性肝障害時の肝グルタチオンペルオキシダーゼ(GSH Px),グルタチオンレダクターゼ(GSH Rd)とグルタチオンS-トランスフェラーゼ(GST)活性,肝臓のニコチンアミドアデニンジヌクレオチドリン酸(NADPH)オキシダーゼ(NOX) 2とNOX-4のアップレギュレーション阻害,軽減された肝臓のGSH枯渇の減少を減弱させた。さらに,RSG前処理は,APAP誘導急性肝障害時の肝核因子カッパB(NF κB)及び細胞外シグナル制御キナーゼ(ERK)/マイトジェン活性化蛋白質キナーゼ(MAPK)シグナル伝達の活性化を抑制した。これらの結果は,APAP誘発急性肝障害に対するRSG媒介保護のための新しい機構的説明を提供した。今回の結果は,合成PPAR-γ作動薬はAPAP誘発急性肝障害の進行を防止するための効果的な薬剤であるかもしれないことを示唆した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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有機化合物の毒性  ,  金属及び金属化合物の毒性 

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