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J-GLOBAL ID：201702219290022892   整理番号：17A1537659

ナフタレンジイミド結晶における電荷キャリア移動度に及ぼすチオン化と異性化の促進効果【Powered by NICT】

The promotion effects of thionation and isomerization on charge carrier mobility in naphthalene diimide crystals

著者 (3件)： Zheng Daoyuan (State Key Laboratory of Molecular Reaction Dynamics, Dalian Institute of Chemical Physics, Chinese Academy of Sciences, Dalian 116023, China. [e-mail]) ,  Zhang Mingxing ,  Zhao Guangjiu
資料名： Physical Chemistry Chemical Physics  (Physical Chemistry Chemical Physics)
巻： 19  号： 41  ページ： 28175-28181  発行年： 2017年 
JST資料番号： A0271C  ISSN： 1463-9076  CODEN： PPCPFQ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ナフタレンジイミドと加硫ナフタレンジイミド結晶のキャリア移動度特性に及ぼすチオン化と異性化の促進効果は,Marcus-Hush理論と量子化学計算に基づいて詳細に調べた。NDIのチオン化は電子と正孔の電荷移動度,PDIのチオン化に類似して改善するであろう。化合物Pはn型有機半導体(OSC)として挙動し,一方他の三つのチオン化構造は,より高い移動度値を持ち,p型OSCとして振舞うことができた。二重チオン化構造のcis/trans異性体について,trans-S2はcis-S2より大きい正孔および電子キャリア移動度を有しこれはcis-trans異性体に対して得られた実験結果と一致した。高性能両極性有機太陽電池の開発のための潜在的戦略はS原子によるO原子の置換であった。これらの結果は,キャリア移動度と分子結晶構造の間の関係の解析によるOSCの設計と最適化のための指針を提供するであろう。Copyright 2018 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： *酸イミド ,  芳香族縮合化合物 ,  *キャリア移動度 ,  *異性化 ,  計算 ,  ab initio法 ,  N型半導体 ,  P型半導体 ,  太陽電池 ,  結晶構造
準シソーラス用語： ナフタレンジイミド類 ,  電荷キャリア移動度 ,  有機太陽電池 ,  量子化学計算

分類 (1件)： 転位反応,異性化  (CF02070E)

物質索引 (5件)： C₈-BTBT ,  2,7-ジドデシルベンゾ[lmn][3,8]フェナントロリン-1,3,6,8(2H,7H)-テトラオン ,  2,7-ジドデシル-3,6-ジチオキソベンゾ[lmn][3,8]フェナントロリン-1,8(2H,7H)-ジオン ,  2,7-ジドデシル-3,8-ジチオキソベンゾ[lmn][3,8]フェナントロリン-1,6(2H,7H)-ジオン ,  2,7-ジドデシルベンゾ[lmn][3,8]フェナントロリン-1,3,6,8(2H,7H)-テトラチオン

タイトルに関連する用語 (5件)： 結晶 ,  電荷キャリア移動度 ,  チオン ,  異性化 ,  促進