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J-GLOBAL ID：201702219299030296   整理番号：17A0470356

粒状鉄によるトリクロロエチレン分解に及ぼす硝酸還元とその効果【Powered by NICT】

Nitrate reduction and its effects on trichloroethylene degradation by granular iron

著者 (4件)： Lu Qiong (Department of Earth and Environmental Sciences, University of Waterloo, Waterloo, Ontario, N2L 3G1, Canada) ,  Jeen Sung-Wook (Department of Earth and Environmental Sciences & The Earth and Environmental Science System Research Center, Chonbuk National University, Jeonju-si, Jeollabuk-do, 561-756, Republic of Korea) ,  Gui Lai (Pest Management Regulatory Agency, Health Canada, Ottawa, Ontario, K1A 0K9, Canada) ,  Gillham Robert W. (Department of Earth and Environmental Sciences, University of Waterloo, Waterloo, Ontario, N2L 3G1, Canada)
資料名： Water Research  (Water Research)
巻： 112  ページ： 48-57  発行年： 2017年 
JST資料番号： B0760A  ISSN： 0043-1354  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 実験室カラム実験と反応性輸送モデル化は硝酸塩の還元及び粒状鉄によるトリクロロエチレン(TCE)の分解に及ぼすその効果を評価した。硝酸塩存在下でのTCEの分解速度の決定に加えて,本研究で用いたカラムは,鉄材料の腐食電位のその場測定を可能とする電極を装着した。Raman分光測定と共に鉄反応性の低下の機構を検討した。実験結果は,硝酸塩の存在が腐食電位の増加と鉄の反応性を障害した鉄表面に熱力学的に安定な不動態膜の形成をもたらすことを示した。鉄反応性の低下の程度は,硝酸塩濃度に比例した。,TCEと硝酸塩分解速度を有意に減少させ,両化合物の分解プロファイルの移動が生じた。さらに,TCE分解速度は擬一次モデルから逸脱した。不動態化酸化鉄の量に関連し,ヘマタイト(αFe_2O_3),鉄の反応性,反応性輸送モデル化の結果は,一般にカラム実験で観察されたTCEと硝酸塩プロファイルの移動のパターンと一致した。さらに元気づけられることには,シミュレーションが成功裡に流入中の硝酸塩の濃度よりも他のモデルパラメータを変えずに三本のカラムの性能の違いを示した。本研究は,鉄透水反応性バリア(PRB)の設計におけるまたは高硝酸塩濃度とTCE汚染地下水を処理する透過性反応壁(PRBs)のための効果的な保全手順の開発に有用である。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： Raman分光法 ,  不動態化 ,  *鉄 ,  反応性 ,  モデリング ,  酸化鉄 ,  腐食電位 ,  熱力学 ,  硝酸塩 ,  *硝酸 ,  赤鉄鉱 ,  脂肪族塩素化合物 ,  オレフィン化合物
準シソーラス用語： 分解速度 ,  カラム実験 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： トリクロロエチレン ,  硝酸 ,  粒状鉄 ,  透水性反応性障壁 ,  反応性輸送モデル化

分類 (1件)： 水質汚濁一般  (SB02010U)

物質索引 (1件)： トリクロロエチレン

タイトルに関連する用語 (4件)： 鉄 ,  トリクロロエチレン ,  分解 ,  硝酸還元