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J-GLOBAL ID:201702219343666239   整理番号:17A1125756

淡水トビゲラSericostoma vittatumへの2種の有機UVフィルタの生態毒性【Powered by NICT】

Ecotoxicity of two organic UV-filters to the freshwater caddisfly Sericostoma vittatum
著者 (6件):
資料名:
巻: 228  ページ: 370-377  発行年: 2017年 
JST資料番号: D0984B  ISSN: 0269-7491  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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パーソナルケア製品における放射と他の材料(例えば繊維,プラスチック製品)に対する保護に用いる有機紫外フィルタ(UVフィルタ)は水生態系の新興汚染物質と考えられている。ベンゾフェノン-3(BP3)と3-(4-メチルベンジリデン)カンファー(4 MBC)は最も一般的に使用される有機UVフィルタであり,廃水処理施設と水泳プールからの排出による汚染に起因するまたはレクリエーション活動からの直接汚染による淡水環境で報告されている。著者らの目的は,淡水トビケラSericostoma vittatumの生化学的バイオマーカーとエネルギー処理関連エンドポイント(摂食行動,エネルギー貯蔵と細胞代謝)を用いて,これらのUVフィルタの生態毒性学的影響を評価することであった。実験室試験では,両化合物は3.55mg/kg BP3の≧2.57mg/kg4-MBCの濃度でS.vittatumの摂食阻害を誘導し,それぞれ3.55と6.95mg/kg BP3と4-MBCの炭水化物含有量を減少させ,≧1.45および1.35mg/kg BP3と4-MBCの濃度で全グルタチオンレベルを増加させた。有意な影響は二UVフィルタへの曝露後の酸化ストレス,抗酸化防御,フェーズII生体内変化または神経毒性に関連するエンドポイントに観察されなかった。著者らの結果は,BP3と4-MBCの環境関連濃度は負の淡水昆虫に影響を与え,非モデル無脊椎動物種を用いた有機UVフィルタの生態学的影響を監視することの重要性を示すことができることを示した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
分類
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その他の汚染原因物質  ,  動物に対する影響 
タイトルに関連する用語 (4件):
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