抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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高経年化設備の最適な維持と安定操業を実現するために,PLDM(プラントライフサイクルデータマネジメント)を開発した。PLDMは,プラントのフィージビリティスタディ⇒EPC⇒O&M⇒廃棄までのライフスタイルで生成されるあらゆるデータを統合し,業務基盤を構築しデータ活用による継続的な業務改善活動を支援するビジネスソリューションの総称である。PLDMソリューションの中核を成すシステムが「テクマスナビ」で,プラントにおいて基幹情報となるP&IDを高度に発展させ,これを活用することで設計,運転,保全といった部門間の亘る情報の抜け,漏れ,情報が上手く伝わらないといった課題を改善することを目指して開発された。プラントの各システムに保存されているデータとDFD(Dinamic Flow Diagram)化したP&IDを連携することで,プラントの運転改善と,技術・知識の伝承を支援するためのソリューションである。「テクマスナビ」では,プラントの運転状況などをP&ID上で動的に表現できるDFDを用いることで,次の3つの機能を実現させている;(1)PlantNAvi:PFDとP&IDの一元表示(2)OpenNavi:運転手順のシミュレーション(3)HazopNavi:P&IDとHazopのログ登録支援と定量評価。