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J-GLOBAL ID:201702219460748349   整理番号:17A0830589

多剤および毒性化合物排出輸送体はオウレン(Coptis japonica)における液胞へのベルベリンの蓄積を仲介する【Powered by NICT】

A multidrug and toxic compound extrusion transporter mediates berberine accumulation into vacuoles in Coptis japonica
著者 (6件):
資料名:
巻: 138  ページ: 76-82  発行年: 2017年 
JST資料番号: D0116B  ISSN: 0031-9422  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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植物は多種多様なアルカロイドの多様な化学構造と生物学的活性を持つことを産生する。これらアルカロイドの多くは,液胞に蓄積する。液胞膜上の或る種の膜蛋白質はアルカロイド取込輸送体として同定されているが,いくつかは,今日まで特性化されており,植物細胞におけるアルカロイド輸送と蓄積の根底にある機構については比較的知られていない。ベルベリンをモデルアルカロイドである。ベルベリン生合成に関与するすべての遺伝子,マスター調節因子が同定されているが,液胞膜でベルベリンの最終的蓄積の原因となる遺伝子は決定されていない。多剤および毒性化合物排出蛋白質1(CjMATE1)はCoptis japonicaの培養細胞におけるベルベリン輸送体として作用する可能性があることを示した。CjMATE1はC.japonica細胞の液胞膜に局在し,無傷植物における,根茎,豊富なベルベリン蓄積の部位で優先的に発現していることを見出した。酵母発現系を用いた細胞輸送解析はCjMATE1はベルベリンを輸送できることを示した。発現解析は,ベルベリン生合成経路の主要な転写因子,CjbHLH1のRNAi抑制はベルベリン生合成遺伝子の抑制と同様にCjMATE1の発現を顕著に減少させることを示した。これらの結果は,CjMATE1は液胞におけるベルベリン蓄積を仲介する輸送体であることを強く示唆する。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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植物の生化学  ,  物質の代謝 
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