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J-GLOBAL ID:201702219463549488   整理番号:17A0883257

嫌気性海洋堆積物中の同位体標識TNT及びRDXの生物分解と無機化【Powered by NICT】

Biodegradation and mineralization of isotopically labeled TNT and RDX in anaerobic marine sediments
著者 (6件):
資料名:
巻: 36  号:ページ: 1170-1180  発行年: 2017年 
JST資料番号: A0978B  ISSN: 0730-7268  CODEN: ETOCDK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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特に海洋生態系における,爆発性化合物2,4,6 トリニトロトルエン(TNT)とヘキサヒドロ-1,3,5-トリニトロ-1,3,5-トリアジン(RDX)の運命に関する知識の欠如は,爆薬汚染沿岸サイトにおけるバイオレメディエーション技術の適用を制約する。在来微生物群集と有機炭素に富む,細粒海成堆積物中の~15Nニトロ基同位体標識TNTとRDXの嫌気性生物分解と無機化に関する比較研究を提示した。分離堆積物スラリー実験は16日間23°CでTNTとRDXについて行われた。親と変換生成物の溶解及び堆積物画分,堆積物の同位体組成と溶解無機Nプール(~15NH_4~+,~15NO_3~-,~15NO_2~および~15N_2)の無機化生成物を測定した。水相からのTNT除去速度はRDX(0.37H~( 1))のそれよりも速く(0.75H~( 1)),堆積物中の~15N蓄積はRDX(2%)ミクロコスムよりもTNT(13%)で高かった。モノアミノジニトロトルエンはTNTの中間分解生成物として同定された。全スパイクしたTNT Nの二%は2種の異なる経路を介して溶存無機N無機化される:脱硝だけでなくNH_4~+の脱アミノ化と形成,堆積物中の鉄と硫酸塩還元細菌により促進された。添加TNT N(85%)の大部分は16日までに同定されていないプールである。ヘキサヒドロ-1,3,5-トリニトロ-1,3,5-トリアジン(10%)はニトロソ誘導体への生物分解,ニトロ基中のRDX Nの13%は実験の終了により嫌気的に溶存無機Nに無機化した。RDX(40%)の一次同定された無機化最終生成物は,脱アミノ又はモノ脱硝のいずれかにより発生させたNH_4~+及びその後の環破壊である。N_2ガス(13%)の合理的な生産は,RDX系で見られるTNTシステムではそうではなかった。全スパイクしたRDX Nの六十八%は第16日までに同定されていないプールであり,水に溶解した定量無機化生成物を含む可能性がある。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (3件):
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その他の汚染原因物質  ,  各種爆薬と推薬  ,  動物に対する影響 

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