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J-GLOBAL ID:201702219480319444   整理番号:17A0896372

バイオマス燃焼に由来する一次生成PM2.5の化学組成

Chemical Compositions of Primary PM2.5 Derived from Biomass Burning Emissions
著者 (2件):
資料名:
巻: 11  号:ページ: 79-95  発行年: 2017年06月30日 
JST資料番号: W2398A  ISSN: 1976-6912  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 韓国 (KOR)  言語: 英語 (EN)
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バイオマス燃焼はPM2.5の主要でグローバルな供給源の1つであると考えられている。本研究では,千葉県の農家9人の協力を得て行なった野焼き実験と,実験室内での14種の植物種のバイオマス燃焼からPM2.5を収集し,その化学成分の特性を評価した。PM2.5の特性分析として,PM2.5質量濃度,有機炭素(OC),元素状炭素(EC),イオン成分(Na+,NH4+,Ca2+,Mg2+,K+,Cl-,NO3-およびSO42-),水溶性有機炭素(WSOC),不溶性無機炭素(WIOC),char-ECおよびsoot-ECを分析した。この分析結果より,OCはバイオマス燃焼に由来する主要なPM2.5の主要部分を占める支配的な化学成分であり,ECがそれに続き,イオン成分はK+と同様にPM2.5の一部に寄与していた。K+はバイオマス燃焼トレーサとして使用されることがあるが,本研究で得られた結果は,K+がバイオマス燃焼排出量のトレーサとして常に適切であるとは限らないことを示唆していた。また,試験したすべての試料の結果において,soot-ECと比較してchar-ECの値が相対的に低いことを示しており,著者らの結果は,バイオマス燃焼の指標としてK+とchar-ECを使用することには注意する必要があることを示していた。化学物質の閉鎖モデルによく使用される有機物対OC比は,2つの独立した方法によって概算した結果,バイオマス燃焼排出物の1.7倍となった。
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分類 (2件):
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粒状物調査測定  ,  化学一般 
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