文献

J-GLOBAL ID：201702219491736713   整理番号：17A0563789

表面弾性波を用いた可変接触角による静液滴内の粒子分離

Particle Separation inside a Sessile Droplet with Variable Contact Angle Using Surface Acoustic Waves

著者 (5件)： DESTGEER Ghulam (KAIST, Daejeon, KOR) ,  JUNG Jin Ho (KAIST, Daejeon, KOR) ,  PARK Jinsoo (KAIST, Daejeon, KOR) ,  AHMED Husnain (KAIST, Daejeon, KOR) ,  SUNG Hyung Jin (KAIST, Daejeon, KOR)
資料名： Analytical Chemistry  (Analytical Chemistry)
巻： 89  号： 1  ページ： 736-744  発行年： 2017年01月03日 
JST資料番号： A0395A  ISSN： 0003-2700  CODEN： ANCHAM  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 櫛形変換器(IDT)によって生成した高周波表面弾性波(SAWs)を直径の異なるポリスチレン微粒子を搬送する静水滴に均一に曝露し,アコースティックストリーミング流(ASF)内の微粒子度挙動を調べた。懸濁粒子に直接音響放射力(ARF)を加えるとその大きさは粒径に依存し,SAW経路の静液滴内の異なる位置で直径に応じて微粒子が凝集した(IDT正面)。水への界面活性剤添加または水蒸発よって基質との静液滴接触角が変化すると微粒子挙動が変化したが,異なる実験条件でも小及び大微粒子の凝集位置は識別できる状態で残っていた。界面活性剤添加有無の条件で130MHz SAWを照射すると液滴内の青色(3μm)及び黄色(6μm)粒子が分離し,水を完全に蒸発させると直径の異なる粒子の凝集体が識別可能な状態で残っていた。提案アプローチは単一液滴体液の操作にも有望なものと考察した。

シソーラス用語： 電極 ,  *弾性表面波 ,  *微粒子 ,  ポリスチレン ,  音圧 ,  液滴 ,  界面活性剤 ,  凝集 ,  粒径 ,  粒度依存性 ,  *接触角 ,  *分離 ,  *体液
準シソーラス用語： 櫛形電極 ,  音響放射力

分類 (2件)： 各種物理的手法  (CC01030W) ,  生体物質一般  (EB02010G)

タイトルに関連する用語 (5件)： 表面弾性波 ,  可変 ,  接触角 ,  液滴 ,  粒子分離