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J-GLOBAL ID:201702219555424974   整理番号:17A0443396

簡単な波長板結合と偏光発散ループに基づく同調可能な光ファイバくし形フィルタ【Powered by NICT】

Tunable fiber comb filter based on simple waveplate combination and polarization-diversified loop
著者 (3件):
資料名:
巻: 91  ページ: 63-70  発行年: 2017年 
JST資料番号: D0245B  ISSN: 0030-3992  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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二波長板からなる単純な波長板の組合せ(WPC)を組み込むことにより,偏光多様化ループ(PDL)に基づく波長可変ファイバコムフィルタを提案した。簡単なWPCセットは三種類の二四分の一波長板(QWP)のような波長板基の,QWPのセットと半波長板(HWP),およびHWPとQWPのセットを含んでいる。PDLは四ポート偏光ビームスプリッタ(PBS),二波長板,偏波面保存ファイバ(PMF)から成るSagnac複屈折ループにより実装した。PDLでは,PMFの一端は,PBSの水平軸の方向を向いている遅い軸π/4(45°)PBSの1ポートに接続され,PMFの他端は波長板と連結している。最初に,複屈折素子の偏光(SOP),またはPMFの入力および出力状態の観点から提案したフィルタの絶対波長位置の連続的同調に必要な偏光条件を検討した。フィルタの三つの解析透過率はJones行列定式化による波長板の任意の方位角を持つ三WPCセットを導出した。また,正弦透過関数における45°のステップで0°から315°まで直線的に増加する位相シフトをきたした八特定の方位角セット二波長板はWPCセットで見出された。特に,正弦波透過率関数の任意の位相シフトを誘導する,二波長板の方位角セットを各WPCセットに対して常に存在することを理論的に証明した。これは,提案したフィルタのコムスペクトルは波長板の方位角の適切な制御による1チャネル帯域幅内で連続的に調整できることを意味している。最後に,PMFの入力SOPとその出力SOPの波長依存進化は八種の特異的波長板角セットでPoincare球について検討した。波長同調とSOPの変化との関係についても考察した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
光デバイス一般  ,  固体レーザ 

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