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J-GLOBAL ID:201702219577962011   整理番号:17A0503647

癌細胞における光ルミネセンス金ナノクラスター 細胞の取り込み,毒性,そして活性酸素種の生成

Photoluminescent Gold Nanoclusters in Cancer Cells: Cellular Uptake, Toxicity, and Generation of Reactive Oxygen Species
著者 (7件):
資料名:
巻: 18  号:ページ: WEB ONLY  発行年: 2017年02月 
JST資料番号: U7038A  ISSN: 1422-0067  CODEN: IJMCFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
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近年,光ルミネセンス金ナノクラスターは,基礎生物医学研究や実地応用の両方において相当な興味を引きつけている。それらの超小型サイズ,ユニークな分子様光学特性,そして容易な合成のため,金ナノクラスターは,バイオセンシング,バイオイメージング,そして標的指向化療法のための大変有望な光ルミネセンス剤として見做されている。しかし,そのような超小型ナノ粒子と細胞や他の生物学的物体との相互作用は良く理解されていない。従って,金ナノクラスターの生物学的適合性や潜在的毒性の評価は,それらの臨床応用の前に大変重要である。本研究において,ウシ血清アルブミンカプセル化(BSA-Au NC)および2-(N-モルフォリノ)エタンスルホン酸(MES)キャップ光ルミネセンス金ナノクラスター(Au-MES NC)の細胞取り込み,細胞毒性,そして活性酸素種(ROS)の細胞内生成を調べた。それらの結果は,BSA-Au NCがBSA単独と似た様式で細胞に蓄積し,エンドサイトーシス取り込み機構を示す一方,超小型Au-MES NCは細胞核を含む全細胞体積に渡り均一に分布することを示した。BSA-Au NCの細胞毒性は無視でき,このことはそのようなBSAが保護するAu NCの良い生物学的適合性を立証する。対照的に,超小型サイズと薄い被覆層のため,Au-MES NCは,活性酸素種生成の大きな増加につながる,曝露時間依存的に高い細胞毒性とより高い反応性を呈した。それらの結果は生物学的適合性に対する被覆層の重要性と,超小型光ルミネセンス金ナノクラスターの毒性を立証する。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
抗腫よう薬の基礎研究  ,  動物に対する影響 

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