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J-GLOBAL ID:201702219605928585   整理番号:17A1105563

O2(X3Σg-)-O2(X3Σg-,a1Δg,b1Σg+)複合体の三重項状態のポテンシャルエネルギー面および双極子モーメント面

Potential energy and dipole moment surfaces of the triplet states of the O2(X3Σg -) - O2(X3Σg -,a1Δg,b1Σg +) complex
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資料名:
巻: 147  号:ページ: 084306-084306-18  発行年: 2017年08月28日 
JST資料番号: C0275A  ISSN: 0021-9606  CODEN: JCPSA6  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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7883cm-1および13122cm-1にある,それぞれ,禁制X3Σg-→a1gおよびX3Σg -→b1Σg+バンドにおける衝突誘起吸収の理論的記述に関連する,O2-O2の4次元断熱ポテンシャルエネルギー面と遷移双極子モーメント面を計算した。多重参照配置換相互作用(MRCI)レベルのポテンシャルおよびMRCIおよび活性空間自己無撞着場(CASSCF)レベルの理論での双極子面を計算した。ポテンシャル面および双極子面を,最近の多重特性ベースの非断熱化アルゴリズムを用いて非断熱系に変換した。これらの面の角度展開について検討し,展開係数の対称性制約を導き,角度にわたる数値積分によって展開係数を決定する作業方程式を示した。また,小間隔および大間隔の両方に対する指数関数的外挿で補間方式も示し,角度展開係数のO2-O2距離依存性を表すために用いた。この複合体の三重項基底状態では,ポテンシャルエネルギー面は以前の計算との妥当な一致を示したが,本論文では,グローバルな励起状態ポテンシャルを初めて報告した。遷移双極子モーメント面は,計算した理論水準に強く依存することが,高い対称性の構造でのベンチマーク計算によっても示された。したがって,より正確な遷移双極子面を計算することができなければ,衝突誘起吸収スペクトルのab initio計算は定量的予測にはならない。これは電子構造理論における方法開発の将来の問題として残る。計算したポテンシャルエネルギー面および遷移双極子モーメント面を,論文II[T.Karmanら,J.Chem.Phys.147,084307(2017)]に報告された衝突誘起吸収スペクトルの量子動力学的計算に用いた。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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分子の電子構造  ,  分子化合物 
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