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J-GLOBAL ID:201702219608460575   整理番号:17A0436349

超音波等を適用したプラントの保守検査 2)鋼材溶接部TOFD探傷におけるパルス圧縮法の適用検討

著者 (3件):
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巻: 29  号:ページ: 48-52  発行年: 2017年04月01日 
JST資料番号: L2344A  ISSN: 0916-2410  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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Time Of Flight Diffraction(TOFD)法は溶接部の広範囲を監視する方法である。そのため送信する超音波の指向角を広く設定する必要があり,比較的小さい探触子を選定しなければならないため,送信する超音波の出力が小さくなり,SN比が低下する傾向にある。そこで,著者らは変調波を出力するパルス圧縮に着目し開口合成をTOFD法へ適用する事により鋼材溶接部の広範囲な探傷を提案しており,出力の小さい探触子でも高いSN比と分解能を保持する手法を検討している。パルス圧縮とは周波数を直線的に変化させた信号(Chirp波)を照射し,受信信号と送信信号の相互相関処理を行うことにより長い受信パルスを圧縮することをさす。本手法では相互相関処理を行うため,探触子に入力する信号と探触子から出力される波の再現性が高い必要がある。本文では,パルス圧縮をTOFD法に適用するための基礎的検討を行った。TOFD法で使用されることが多い0.25inchサイズの探触子を用いてパルス圧縮に必要なChirp波の入力信号の周波数およびパルス幅の最適値を調査した。ノッチ下端部からの回折波を用いた調査では,各周波数の探触子において最適なChirp波における入力信号は,パルス圧縮後の振幅値と半値幅の観点から送信周波数1MHz,停止周波数10MHz,パルス幅は10μsec以上という結果が得られた。加えて,エコー消失ゲイン値の計測では,パルス圧縮を用いる事により,市販のパルサーレシーバにおける出力電圧400V時と比べて,現状のセットアップでSN比が6dB向上する事が確認できた。
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非破壊試験 

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