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J-GLOBAL ID:201702219612631499   整理番号:17A1494706

軽度外傷性脳損傷における大静脈の感受性低下は脳振とう後症状と相関する:定量的感受性マッピング研究【Powered by NICT】

Decreased susceptibility of major veins in mild traumatic brain injury is correlated with post-concussive symptoms: A quantitative susceptibility mapping study
著者 (9件):
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巻: 15  ページ: 625-632  発行年: 2017年 
JST資料番号: W3179A  ISSN: 2213-1582  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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脳静脈血酸素飽和度(SvO_2)は脳機能の重要なバイオマーカーである。本研究では,定量的磁化率マッピング(QSM)を用いた軸索損傷(AI)患者,非AI患者と健常対照者(HC)間の局所脳SvO_2の相対的変化を検討することを目的とした。48患者および32人のHCを対象とした。患者は,AIの画像に基づく証拠に依存して二群に分けた。QSMを用いて主要な大脳静脈の感受性を測定した。ノンパラメトリック試験は非AI患者群,AI患者群と健常対照群間の感受性差に関して行った。主要大脳静脈,経過時間後外傷(ETPT)と脳振盪後症状スコアの感受性間で実施された相関。ROC分析はHCから軽症頭部外傷患者を識別に対する感受性の診断効率を行った。非AIとAI患者における直静脈洞の感受性はHC(P<0.001,P=0.004,それぞれBonferroni補正)のそれより有意に低く,これは患者における増加した局所脳SvO_2を示すかもしれない。非AI患者における直静脈洞の感受性は正にETPT(r2=0.573,P=0.003,FDR補正)と相関したAI患者のそれは負にリバーミード後脳振盪症状質問票スコア(rL= 0.582,P=0.018,FDR補正)と相関していた。軽症頭部外傷患者とHCの間の識別のための感受性の感度,特異性とAUC値は88%,69%と0.84であった。結論として,直静脈洞の感受性は,軽度TBIの進行を監視し,健常対照者由来の軽症頭部外傷患者を区別するバイオマーカーとして使用することができる。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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神経系の疾患  ,  先天性疾患・奇形の診断 

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