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J-GLOBAL ID:201702219714399870   整理番号:17A0879149

精巣胚細胞腫:精巣胚細胞腫への感受性に影響を及ぼす19の新規リスク座位と有望な調節機構の同定

Identification of 19 new risk loci and potential regulatory mechanisms influencing susceptibility to testicular germ cell tumor
著者 (35件):
資料名:
巻: 49  号:ページ: 1133-1140  発行年: 2017年07月 
JST資料番号: W0430A  ISSN: 1061-4036  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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ゲノムワイド関連研究(GWAS)により精巣胚細胞腫(TGCT)の感受性についての理解が進んだが,その遺伝率の多くは説明されていない。本論文では,新しいGWASを実施し,その後に,これまでのGWASと合わせたメタ解析を行い,さらに一連の追試研究を行うことで,合計として7,319例のTGCT症例と23,082例の対照について解析したことを報告する。19の新規TGCTリスク座位が明らかになり,既知のTGCTリスク座位がこれまでのおよそ2倍の44座位になった。TGCT細胞でのin situ Hi-Cを行うことで,44全てのTGCTリスクSNPと候補となる原因遺伝子との間の物理的相互作用ネットワークの証拠を明らかにした。我々の知見は,TGCT感受性の基盤として,発生の際の転写調節因子が広範囲に異常となることが関与していることを示しており,これは発がんの開始段階として始原生殖細胞の分化が起こらないことと一致している。また,微小管の組み立て異常やKIT-MAPKシグナル伝達の調節異常も,よく見られるTGCT経路障害の特徴である。我々の知見はリスクの多遺伝子性モデルを裏付けており,TGCTの生物学的基盤を解明する手掛かりを提供するものである。Copyright Nature Japan KK 2017
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分類 (4件):
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発癌機序・因子  ,  泌尿生殖器の腫よう  ,  遺伝学研究法  ,  遺伝的変異 

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