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J-GLOBAL ID：201702219725190501   整理番号：17A1904139

SNS等から入力した情報を共有できるシステムSharedPanelの設計と開発

Designing and Development of SharedPanel for Sharing Information Obtained from Online Services Like SNSs

著者 (5件)： 長岡千香子 (熊本大学大学院教授システム学専攻) ,  喜多敏博 (熊本大学大学院教授システム学専攻) ,  平岡斉士 (熊本大学大学院教授システム学専攻) ,  中野裕司 (熊本大学大学院教授システム学専攻) ,  鈴木克明 (熊本大学大学院教授システム学専攻)
資料名： 教育システム情報学会誌  (Transactions of Japanese Society for Information and Systems in Education)
巻： 34  号： 4  ページ： 314-318(J-STAGE)  発行年： 2017年 
JST資料番号： L2602A  ISSN： 1341-4135  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・学習活動にICT(Information and Communication Technology)を利用した情報共有を活用する取組みでは,特定のツールのアカウントの発行やツールの操作方法のレクチャーが必要とされることを記述。
・本論文では,オープンキャンパス,公開講座,他大学や地域との交流学習など単発的に開催される学習活動の限られた時間でも前記取組みが行えるように,学習者が日常的に利用しているツールから入力した情報を共有できるシステムSharedPanelを開発。
・本システムは,1)多様なツールで入力された情報をAPI(Application Programming Interface)を通じてデータベースへ保存する入力機能,2)1)の情報をMoodleの活動モジュール上で一覧表示する機能からなることを説明。
・学習者はSNS(Social Networking Service)のFacebook,Twitter,Email,Evernote,または本システムに直接情報を入力して情報共有が行え,1)は投稿/通信日時と投稿/送信内容を取得する手段があれば他のツールにも対応可能であることを説明。
・SNSと連携することで学習者が過去に投稿した情報や他者が入力した情報の再投稿の形での情報共有が行え,入力された情報を本システムのデータベースで保存することでSNSの運用企業の方針によらずにデータ消失の心配がない利点を論述。

シソーラス用語： *サービス ,  *情報システム ,  情報共有 ,  計算機システム開発 ,  *システム設計 ,  情報技術 ,  通信技術 ,  支援プログラム
準シソーラス用語： *SNS ,  ソフトウェアツール ,  学習者

分類 (2件)： その他の情報処理  (JE15050M) ,  計算機システム開発  (JD02010R)

引用文献 (9件)：

• (1) 大久保正彦,稲垣成哲,竹中真希子,黒田秀子,土井捷三:“カメラ付き携帯電話を利用した協調学習支援システムの開発と評価”,日本教育工学会論文誌,Vol. 28(Suppl), pp. 189-192 (2005)
• (2) 竹中真希子,稲垣成哲,黒田秀子,大久保正彦,出口明子:“ケータイとWeb共有システムを利用した生活科の学習支援:家庭における児童の取材活動に関する保護者の評価”,日本教育工学会論文誌,Vol. 29(Suppl.), pp. 105-108 (2005)
• (3) 宮田 仁:“知識共有をめざした多人数講義をサポートする携帯電話対応写真データベースシステムの開発とその評価”,日本教育工学会論文誌,Vol. 31(Suppl.), pp. 173-176 (2007)
• (4) 谷口るり子:“作品情報の共有による協調学習とその評価”.教育システム情報学会誌,Vol. 28, No. 4, pp. 283-291 (2011)
• (5) 長谷川 忍,高橋咲江,柏原昭博:“インフォーマルな経験情報の共有に基づく就職活動支援SNSの開発”.教育システム情報学会誌,Vol. 27, No. 2, pp. 199-210 (2010)

タイトルに関連する用語 (4件)： SNS ,  共有 ,  設計 ,  開発