文献
J-GLOBAL ID:201702219817250638   整理番号:17A0222516

リシル-ペプチジル-アントラキノン抱合体によるHIV-1ヌクレオカプシド蛋白質阻害の機構

Mechanisms of HIV-1 Nucleocapsid Protein Inhibition by Lysyl-Peptidyl-Anthraquinone Conjugates
著者 (10件):
資料名:
巻: 27  号:ページ: 247-256  発行年: 2016年01月 
JST資料番号: W0169A  ISSN: 1043-1802  CODEN: BCCHES  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
標記ヌクレオカプシド蛋白質NCp7(NC)はHIV-1生活環の必須段階を司る核酸シャペロンであることから,ドラッグ開発の標的となり得る。NCは核酸構造を不安定化し,HIV-1逆転写酵素のアニール化基質形成を促進する。HIV-1のトランス活性化応答エレメント(TAR)のようなバルジとループに隣接する短いヘリックス状核酸セグメントはNCによるヘリックス不安定化のための核形成エレメントで,インターカレーターを通すための優先認識部位でもある。これらの背景をもとに,2,6-二置換ペプチジルアントラキノン-抱合体がin vitroで組換えNCのシャペロン活性を阻害し,その阻害がTARおよびcTARステムループ構造の安定化と相関することを示した。NCによって介在されるそれらの効率的TAR/cTARアニーリングの阻害は,少くとも3つの異なるメカニズムの組合わせによって起こる。すなわち,挿入を施すことによる核酸動特性への安定化高効果,それらのTAR RNA基質を標的とした,TAR上同一結合部位蛋白質との直接的競争誘導能,およびそれらのNC蛋白質への効率的結合の組合わせである。以上の結果から,リシルペプチジルアントラキノン-抱合体は将来のNC-インヒビター開発のための重要な一石となることが示された。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
抗ウイルス薬の基礎研究 
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る