文献

J-GLOBAL ID：201702219863329226   整理番号：17A1729178

フラックス電荷解析法による2カオスメモリスタ回路間の同期化【Powered by NICT】

Synchronization between two chaotic memristor circuits via the flux-charge analysis method

著者 (2件)： Corinto Fernando (Department of Electronics and Telecommunications, Politecnico di Torino, Corso Duca Degli Abruzzi, 24, 10129 Torino, Italy) ,  Forti Mauro (Department of Information Engineering and Mathematics, University of Siena, v. Roma 56, 53100 Siena, Italy)
資料名： IEEE Conference Proceedings  (IEEE Conference Proceedings)
巻： 2017  号： ECCTD  ページ： 1-4  発行年： 2017年 
JST資料番号： W2441A  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 最近の論文は,大きなクラスメモリスタ回路の非線形動力学と分岐を研究するための,フラックス電荷解析法(FCAM)と名付けた新しい方法を導入した。FCAMはKirchhoff流束と電荷則,基本回路要素の構成関係,磁束電荷領域の発現に基づいている。FCAMはメモリスタ回路の動力学,その代わりに標準電圧-電流領域での解析に基づいていることを研究するための他の伝統的な方法とは対照的である。FCAMは理想的なフラックス制御メモリスタとキャパシタで構成される最も簡単なメムリスタ回路における平衡点のサドル-ノード分岐,及びある種の二次および三次振動メモリスタ回路のより複雑なHopf分岐と周期二倍化分岐を研究した。これら分岐は回路パラメータ(パラメータなしに分岐)の固定したセットの初期条件を変化させることによって誘導される。FCAMにより証明した特有の性質は,メモリスタ回路の状態空間は無限に多くの不変多様体,各多様体は異なる低次元動力学とアトラクタにより特性化されるが分解できることである。FCAMはカオスメモリスタ回路の抵抗結合アレイで観測される同期現象の研究に用いた。特に,本論文では,各非結合回路はある不変多様体上の2重スクロールカオスアトラクタを示すことをこのような二つの結合したメモリスタ回路を考慮した。二つの結合したアトラクタの位相同期は結合強度の選択に依存して達成できるかをシミュレーションにより実証した。Copyright 2017 The Institute of Electrical and Electronics Engineers, Inc. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： 初期条件 ,  電流 ,  結合回路 ,  アトラクタ ,  非線形力学 ,  *電荷 ,  電圧 ,  位相同期 ,  Hopf分岐 ,  コンデンサ ,  キャラクタリゼーション ,  多様体 ,  磁束 ,  不変性
準シソーラス用語： *メモリスタ , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (1件)： 電力系統一般  (NB02000E)

タイトルに関連する用語 (6件)： フラックス ,  電荷 ,  解析法 ,  カオス ,  メモリスタ ,  同期化