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J-GLOBAL ID:201702219900590041   整理番号:17A1559018

高悪性度漿液性卵巣癌におけるエストロゲン受容体αとサイトケラチン5/6発現,予後との関連【Powered by NICT】

Cytokeratin 5/6 expression, prognosis, and association with estrogen receptor α in high-grade serous ovarian carcinoma
著者 (13件):
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巻: 67  ページ: 30-36  発行年: 2017年 
JST資料番号: E0614C  ISSN: 0046-8177  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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高悪性度漿液性卵巣癌は女性における最も致死的な悪性腫瘍の一つである。中皮腫サイトケラチンから病理組織学的分化のために,5/6免疫組織化学が広く用いられている。中皮腫鑑別診断のためのもう一つの選択マーカーはエストロゲン受容体α(ER α)である。本研究では,原発性高悪性度漿液性癌におけるサイトケラチン5/6陽性細胞の割合を決定した。高悪性度漿液性卵巣癌の215名の患者のコホートはサイトケラチン5/6の蛋白質発現を免疫組織化学的に評価した。大多数の腫瘍はサイトケラチン5/6(n=148; 68.3%)の少なくとも一部陽性を示した,拡散染色に散乱染色細胞と異なる染色パターンを示し,明確な腫瘍-間質境界モチーフを持つ倍であった。六十七(31%)は完全に陰性であった。従来の病期分類パラメータとサイトケラチン免疫反応スコア(IRS)の相関を実証することができた。サイトケラチン5/6の異なるIRS値から,IRS=12(n=6; 2.9%)は悪い予後を示していると考えられ,統計的に有意ではなかった。ER-α発現との関連は検出されなかったがサイトケラチン5/6IRS=12とER-α陰性の組み合わせは,有意な負の予後マーカー(全生存率:P=.003および無増悪生存期間:P<.0001)をもたらした。種々の染色パターンによる高悪性度漿液性卵巣癌の頻繁な特徴,中皮腫のルーチン鑑別診断のための重要な事実としてサイトケラチン5/6蛋白質発現を実証した。さらに,ER-αと併用したサイトケラチン5/6は負の予後マーカーであることが証明され,従って,その生物学的意義のさらなる研究と基底分化の可能な発現を示唆した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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腫ようの化学・生化学・病理学  ,  細胞膜の受容体 

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