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J-GLOBAL ID：201702219910074769   整理番号：17A0135193

PNIPAmのLCSTに対する立体化学および共重合の効果

Effects of stereochemistry and copolymerization on the LCST of PNIPAm

著者 (4件)： de Oliveira Tiago E. (Universidade Federal do Rio Grande do Sul, Porto Alegre, Brazil) ,  Mukherji Debashish (Max-Planck Institut fuer Polymerforschung, Ackermannweg 10, 55128 Mainz, Germany) ,  Kremer Kurt (Max-Planck Institut fuer Polymerforschung, Ackermannweg 10, 55128 Mainz, Germany) ,  Netz Paulo A. (Universidade Federal do Rio Grande do Sul, Porto Alegre, Brazil)
資料名： Journal of Chemical Physics  (Journal of Chemical Physics)
巻： 146  号： 3  ページ： 034904-034904-9  発行年： 2017年01月21日 
JST資料番号： C0275A  ISSN： 0021-9606  CODEN： JCPSA6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ポリ(N-イソプロピルアクリルアミド)(PNIPAm)は305Kの低い臨界転移温度(LCST)を示すスマートポリマーである。興味深いことに,この転移点は人体温度の範囲内にあり,PNIPAmは生体医学用途に非常に適した候補材料にした。しかし,それらの用途の範囲を更に広げるために,それらのポリマーのLCSTを柔軟に調節することが望まれる。本研究では,PNIPAm系(共-)ポリマーのLCSTを研究するために,全原子分子動力学シミュレーションを使用した。著者等は,ポリマー配列がその立体化学を改変,またはPNIPAmとアクリルアミド(Am)単位との共重合のいずれかにより調整される異なる分子構造について研究した。著者等の分析は,全体的ポリマー立体配座と微視的分子間相互作用とを結びつけた。これらの知見は,加熱時のPNIPAm鎖の崩壊が,立体規則性およびより親水性アクリルアミドモノマーの存在に強く依存するモノマー周囲の水和構造に依存することを示唆していた。著者等は,その結果が,既存の実験データとよく一致していることを見出した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *ポリアクリルアミド ,  *転移温度 ,  *立体化学 ,  *共重合 ,  *機能性高分子 ,  体温 ,  利用 ,  計算機シミュレーション ,  分子構造 ,  立体配座 ,  分子間相互作用 ,  立体規則性 ,  重合体 ,  構造 ,  脂肪族カルボン酸 ,  カルボアミド ,  ビニル化合物 ,  不飽和カルボン酸
準シソーラス用語： *ポリ(N-イソプロピルアクリルアミド) ,  スマートポリマ ,  生体医学応用 ,  全原子分子動力学シミュレーション ,  立体規則性ポリマ ,  水和構造

分類 (3件)： 高分子固体の構造と形態学  (CG02022M) ,  計算機シミュレーション  (JE11000H) ,  分子の立体配置・配座  (BH05022J)

物質索引 (1件)： アクリルアミド

タイトルに関連する用語 (4件)： PNIPAM ,  LCST ,  立体化学 ,  共重合