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J-GLOBAL ID：201702219917318297   整理番号：17A1161599

アフリカのカワスズメにおけるフィン形状変化のための遺伝的・発生的基盤【Powered by NICT】

Genetic and developmental basis for fin shape variation in African cichlid fishes

著者 (3件)： Navon Dina (Graduate Program in Organismic and Evolutionary Biology, University of Massachusetts, Amherst, MA, 01003, USA) ,  Olearczyk Nathan (Department of Biology, University of Massachusetts, 611 North Pleasant Street, Room 221 Morrill Science Center, Amherst, MA, 01003, USA) ,  Albertson R. Craig (Department of Biology, University of Massachusetts, 611 North Pleasant Street, Room 221 Morrill Science Center, Amherst, MA, 01003, USA)
資料名： Molecular Ecology  (Molecular Ecology)
巻： 26  号： 1  ページ： 291-303  発行年： 2017年 
JST資料番号： W2684A  ISSN： 0962-1083  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 適応放散はしばしば発散摂食様式と関連した形質の急速な進化によって特性化した。例えば,アフリカカワスズメの進化の歴史は,頭蓋骨,栄養,フィンと体形における反復と配位シフトによって特徴づけられる。,マラウイ湖のカワスズメ科魚のフィン形状変化の分子的基礎を探求しようとした。フィン形状を含む多様な形態を持つ二カワスズメ種を交配したF_2マッピング集団内の変化を述べた。は,この形質の変化に影響する遺伝的地図遺伝子座にこの集団を用いた。フィン形状のための遺伝子型-表現型マップは身体と頭蓋顔面形状を含む他の形態学的特性と大きく異なることを見出した。これらのデータは,フィン・身体・顎形状の重要な側面である遺伝的モジュール,カワスズメにおけるこれらの形質の配位変化は多面発現性または連鎖よりも一般的な選択圧に起因する可能性が高いことを示唆した。は次の個体群レベルのゲノムスキャンを用いた遺伝的マッピングデータを組み合わせた胸鰭条要素の数の変動の根底を成す候補遺伝子としてwnt7aaとcol1a1を同定した。異なるフィン形態の種と鰭発生の間のWnt経路の小分子操作に渡る遺伝子発現パターンは,これらの遺伝子座での変動は,カワスズメ種の間のフィン形状の多様性の基礎となるという仮説を支持する。全体で,著者らのデータは,この重要な適応放散における形態学的多様性と関連した遺伝的および分子的機構へのさらなる洞察を提供した。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 遺伝子型 ,  表現型 ,  キャラクタリゼーション ,  *アフリカ ,  *遺伝 ,  頭蓋骨 ,  量的形質遺伝子座 ,  個体群 ,  *形態 ,  適応放散 ,  モルフォロジー ,  体格 ,  *フィン
準シソーラス用語： 候補遺伝子 ,  *カワスズメ , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (4件)： 適応放散 ,  進化発生学 ,  表現型統合 ,  QTL(量的形質遺伝子座)マッピング

分類 (1件)： 進化論一般  (EC03010Q)

タイトルに関連する用語 (5件)： アフリカ ,  カワスズメ ,  フィン ,  形状変化 ,  基盤