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J-GLOBAL ID:201702219935002772   整理番号:17A0794438

キャベツシャクトリムシTrichoplusia niにおけるタイム精油の主要成分の相乗作用の機構としての増強されたクチクラ浸透【Powered by NICT】

Enhanced cuticular penetration as the mechanism of synergy for the major constituents of thyme essential oil in the cabbage looper, Trichoplusia ni
著者 (2件):
資料名:
巻: 101  ページ: 29-35  発行年: 2017年 
JST資料番号: W0732A  ISSN: 0926-6690  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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過去二年間では,植物,特に植物精油の殺虫活性は,広い研究の関心を集めている。精油の多様な化学組成のために,それらはしばしばそれらの主要成分の間の複雑な相互作用,例えば,相乗的または拮抗的関係を示した。いくつかの仮説は相乗毒性,複数の作用機序と代謝の阻害を含むに対し提案されているが,相乗作用の基礎となる機構は完全には解明されていない。本研究では,キャベツシャクトリムシの幼虫に対するタイム(Thymus vulgaris)精油の四種類の主要な構成成分間の相互作用は,局所投与後に解析した。二統計モデルは相互作用を決定するために使用した,自然比例と等価混合比で同定されたいくつかの相乗関係が,拮抗作用は観察されなかった。二成分混合物の中で,チモールおよびp-シメンたトピカルな適用アッセイにおいて協力的である。GC-MS分析は,in vivoとin vitroの両方で血リンパ抽出物と受信機溶液から混合物中のチモールの回収増加を示し,それぞれ,p-シメンによる外皮によるチモールの増強された透過を示した。五齢幼虫における注入アッセイおよびキャベツシャクトリムシの卵巣細胞株におけるin vitro細胞毒性アッセイは,p-シメンによるチモールの内部押上げ効果を示し,p-シメンはチモールの浸透を促進する示唆されたが,混合物の毒性増加に直接的には寄与しない。分割利用法は,混合物の増加した毒性は,二種の化合物が混合物として適用した場合にのみ生成し,浸透促進剤としてのp-シメンの役割を証明できることを確認した。ろう様表面上の接触角測定は,混合物中のチモールの低い表面張力を示し,表面張力が農薬製剤設計における毒物の浸透と有効性に直接影響することを示唆した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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精油,香料  ,  植物の生化学 

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