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J-GLOBAL ID：201702219951597538   整理番号：17A1409951

ロジウム触媒によるアルケンの位置選択的ヒドロホルミル化に用いる分子骨格修飾ビスジアザホスホラン

Backbone-Modified Bisdiazaphospholanes for Regioselective Rhodium-Catalyzed Hydroformylation of Alkenes

著者 (3件)： WILDT Julia (Univ. Wisconsin-Madison, Wisconsin, USA) ,  BREZNY Anna C. (Univ. Wisconsin-Madison, Wisconsin, USA) ,  LANDIS Clark R. (Univ. Wisconsin-Madison, Wisconsin, USA)
資料名： Organometallics  (Organometallics)
巻： 36  号： 16  ページ： 3142-3151  発行年： 2017年08月28日 
JST資料番号： E0965A  ISSN： 0276-7333  CODEN： ORGND7  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 不斉アルデヒドは,医薬品合成等の重要な中間体である。広範なアルケンの位置選択的,エナンチオ選択的な不斉ヒドロホルミル化反応によって不斉アルデヒドを合成する場合,安定な触媒作製が課題であった。本研究では,全てがsp³混成のジアザホスホラン環をもつ各種還元型ビスジアザホスホラン(還元-BDP)を合成し,アルケンのヒドロホルミル化の位置選択性を,sp₂混成のBDP誘導体と比較し,ホスホラン環の配座の影響を調査した。還元-BDP配位子は,大きなC-N-N-C捻じれ角をもち,ロジウム触媒によるヒドロホルミル化の位置選択性に強く影響した。還元-BDPは,還元前の元のアシルヒドラジンと比較して,枝分れアルデヒド/線状アルデヒドの選択性が5倍であった。

シソーラス用語： *ホスホラン ,  *ヒドロホルミル化 ,  *枝分れ ,  *アルケン ,  *ロジウム触媒 ,  *線状体 ,  *アルデヒド ,  不斉反応 ,  立体選択性 ,  芳香族炭化水素 ,  ビニル化合物 ,  脂肪酸 ,  脂肪族アルコール ,  エノールエステル ,  不飽和アルコール
準シソーラス用語： エナンチオ選択性 ,  *ホスホラン誘導体 ,  *位置選択性

分類 (2件)： 貴金属触媒  (CB06122I) ,  付加反応,脱離反応  (CF02030M)

物質索引 (10件)： 2,3-ジヒドロフラン ,  2,5-ジヒドロフラン ,  2-フェニルプロパナール ,  2-メチル-3-フェニルプロパナール ,  アリルベンゼン ,  シアン化アリル ,  スチレン ,  酢酸ビニル ,  2,2′-(1,2-フェニレン)ビス[(1R)-1β,3α-ジフェニル-2-ホスファ-3a,7a-ジアザヒドリンダン-4,7-ジオン] ,  1-(tert-ブトキシカルボニル)-2-ピロリン

タイトルに関連する用語 (7件)： ロジウム触媒 ,  アルケン ,  位置選択 ,  ヒドロホルミル化 ,  分子 ,  骨格 ,  修飾