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J-GLOBAL ID：201702219968213447   整理番号：17A0271724

アセアン知財事情 第19回 アセアン主要国における司法動向調査(商標権の判例)

著者 (3件)： 高田元樹 (日本貿易振興機構) ,  澤井容子 (日本貿易振興機構) ,  石川勇介 (日本貿易振興機構)
資料名： 発明  (Invention)
巻： 114  号： 3  ページ： 20-21  発行年： 2017年03月01日 
JST資料番号： F0055A  ISSN： 0385-7115  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： アセアン主要国における商標権侵害訴訟事例の中から注目すべき判例の概要を紹介した。本稿で紹介したのは,シンガポールにおける化粧品に関するLady Rose商標権侵害訴訟とマレーシアのビスケットに関するChipsMore商標権侵害訴訟の2つの事例である。商標権侵害における裁判では,商標の類否判断が主な争点となるが,本稿で紹介した2つの事例も類否判断が争点となった侵害事件である。これらの判例では,日本における商標の類否判断と同様,商標の有する外観,呼称および観念のそれぞれの判断要素を総合的に考察して類否判断がなされた。シンガポールやマレーシアでは,判例が公開されているが,ベトナムではほぼ公開されていない。また,国によっては,たとえ公開されても要旨のみが対象で,全文が公開されないこともある(2016年12月末時点)。

シソーラス用語： *東南アジア諸国連合 ,  知的財産権 ,  *商標 ,  経営戦略
準シソーラス用語： *ASEAN

分類 (1件)： 工業所有権  (HA03000C)

タイトルに関連する用語 (5件)： アセアン ,  司法 ,  動向調査 ,  商標 ,  判例