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J-GLOBAL ID：201702220109092496   整理番号：17A0462314

MgWO₄の電子および光学特性の実験的および理論的解析

Experimental and theoretical analysis of electronic and optical properties of MgWO₄

著者 (10件)： BHUYAN Prabal Dev (St. Xavier’s Coll., Gujarat, IND) ,  BHUYAN Prabal Dev (S.V. National Inst. of Technol., Gujarat, IND) ,  BHUYAN Prabal Dev (Birla Inst. of Technol., Jharkhand, IND) ,  SINGH Deobrat (S.V. National Inst. of Technol., Gujarat, IND) ,  KANSARA Shivam (S.V. National Inst. of Technol., Gujarat, IND) ,  YADAV Pritam (Birla Inst. of Technol., Jharkhand, IND) ,  GUPTA Sanjeev K. (St. Xavier’s Coll., Gujarat, IND) ,  SONVANE Yogesh (S.V. National Inst. of Technol., Gujarat, IND) ,  ROUT Sanjeeb K. (Birla Inst. of Technol., Jharkhand, IND) ,  SINHA Ela (Birla Inst. of Technol., Jharkhand, IND)
資料名： Journal of Materials Science  (Journal of Materials Science)
巻： 52  号： 9  ページ： 4934-4943  発行年： 2017年05月 
JST資料番号： B0722A  ISSN： 0022-2461  CODEN： JMTSAS  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： シンチレータに良く使われるタングステン酸マグネシウム(MgWO₄)を固相焼結法で合成した。その構造,光学特性につき実験及び密度汎関数理論に基づく第一原理計算で評価した。構造はオルフラム様単斜晶構造を示した。XRDパターンには二次ピークは存在せず,不純物のないMgWO₄の形成に起因すると考えられた。FT-IRスペクトルは材料中のMgOとWO₃結合の存在を示した。紫外可視吸収スペクトル解析は4.17eVの光学バンドギャップの直接的に許容される遷移を示した。MgWO₄の強い発光ピークが観測され,青色光の放出が確認された。理論計算による電子特性は結晶MgWO₄のバンド構造を明らかにし,3.39eVの間接バンドギャップを示した。この値は実験結果より低いが既報告値と近い。MgWO₄の屈折率1.5はMgWO₄結晶で観察されるシンチレーション挙動にとり重要な品質である。

シソーラス用語： *タングステン酸塩 ,  *シンチレータ ,  焼結 ,  密度汎関数法 ,  第一原理 ,  単斜晶系 ,  酸化マグネシウム ,  酸化タングステン ,  *光学ギャップ ,  発光 ,  青色光 ,  バンドギャップ ,  屈折率 ,  シンチレーション
準シソーラス用語： オルフラム酸塩 ,  間接バンドギャップ ,  蛍光発光 ,  固相焼結 ,  三酸化タングステン ,  第一原理計算

分類 (2件)： 発光素子  (NC03082G) ,  無機化合物のルミネセンス  (BM08093J)

タイトルに関連する用語 (5件)： 電子 ,  光学特性 ,  実験 ,  理論 ,  解析